壮大なヒマをどうやってつぶすか

 

大阪上空です。

出張で来ているのですが、向こうに見えるのは淀川ですかね。

伊丹に降りる時はいつも思うのですが、このまま市街地に激突するんじゃないかと。

でも、素晴らしい天気です。




退職するに当り一番気になっているのが、

何をするか

です。

旅が好きなので年に何度かはどこかへ行くつもりですが、「一年中旅の空」というわけにはいかない。それじゃ寅さんです。

問題は、

日常の中で、日がな一日何をするか。

です。

この問題になるとやはり会社勤めに断然分があります。

特に冬。北海道の冬は長いので、こういう時には会社に行ってるのが一番です。お金ももらえるし。

退職した皆さんはいったい何をやっているのか。NETで調べてみると、地域のボランティアなども根強い人気があるようですが、圧倒的多数は趣味に走ること。

では、その趣味とは何か。マイナビニュースが調べた人気ランキングを見てみると、

<男性>

1位 旅行(32.4%)

2位 ゲートボール(10.9%)

3位 何もしない(8.9%)

4位 盆栽(8.0%)

5位 登山(6.7%)

<女性>

1位 旅行(36.9%)

2位 陶芸(12.0%)

3位 絵画(9.4%)

4位 ゲートボール(8.5%)

5位 盆栽(6.1%)

普段はゲートボールやって盆栽を眺め、たまに旅行に行く…これがオーソドックスな老後の過ごし方のようです。

僕もそうなるんでしょうか。

うーん、つまらんぞ。

もっと他にアイディアはないんでしょうか。

でもまあこういうのは個人の人生観であって、

ゲートボールやって盆栽観るのは楽しいぞ。なんか文句あっか。

であって、本人が満足していればそれでいいわけで、誰からも文句を言われるものでもありません。

ただ、いろいろNETなどを見るとゲートボールもできずに、ただ毎日テレビで「桃太郎侍」とか「水戸黄門」とか…「巨人の星」(北海道だけらしいです)を観ながら、もんもんと悩んでいる退職者の方が非常に多いように思えます。

退職後2年以内にほとんどの人が程度はともあれ一度は「ウツ」になるという話も聞きます。

考えるに、日本人の場合(だけではないかもしれませんが)多くの方は、

物心ついたころから学校の先生の言うことに従い、

会社に入れば上司の命令に従い、

上司になればまたその上の上司に従い、

そしてやがて老人になる。

つまり、自分で本格的に何かを一から企画し実行していくという生活習慣が50年の間全く無いままある日、

後は自分で考えて何かやんな

と言われて自由な世界に放り出される。

でも、そんなことやったことがないので途方にくれた末に、以前書いた元社長の藤倉さんとか、うちの元役員のように、一日中公園で佇んでいたり、無給でもいいから会社に来させてくれ、ということになるのではないかと思います。

定年退職恐るべし

こういうたぶんお金には困らない方々の社会的使命は、いままで貯めたお金を使うことだと思います。

今まで貯めこんだお金を遊びにつぎ込み、どんどん使って社会に貢献すべき

ではないでしょうか。

でも、どうやって使っていいのかわからない。どうやって遊んだらいいのかわからない。誰かに言われるままに生きてきたから。

無給でもいいから使ってくれ、ってあまりにも情けないじゃないですか。

え?金はかわいい孫に残すって?ろくな孫にならんぞ。

まあ、要は会社というバックボーンが無くても男一匹、ひとりで物事を打開していく、野末陳平氏のいうところの「自分力」がないのではないか、

本田宗一郎もそう考えた

と思うのです。

じゃ、お前にはあるのかよ

ですか…

うーん。

僕も典型的な日本的人生を歩んできてしまったんで、もう手遅れではないでしょうか。

「人生は壮大なヒマつぶし

らしいですが、どうやってそのヒマをつぶしたらいいのか

…。

だったら辞めなきゃいいじゃん

と思うでしょ。

でも、数年後には辞めなきゃならない時が必ず来ます。

80歳を一つの目安とすると、残り20年。貴重な人生の第3ステージです。そのスタートは早い方がいいと思うんですが。

ホテルからの夜明けの光景(正面が京都方面)です。今日も新しい一日が始まります。

来週は名古屋に行きますが、これが僕のサラリーマン人生最後の出張になりそうです。





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