60にもなってこんなホームレスのようなことをして、いったい何が面白いんだ!
と、お思いの方も多いのではないかと思いますが
・・・
いったい何が楽しいんでしょうか。僕にもよくわからないのですが・・・
ただ、3日前の昼に積丹から戻ってきたのですが
・・・
早くも次の旅に思いを寄せている自分がそこにいるのです。
何が面白いのか。
まずは、自分で作ったもので雨露をしのぎ暮らしていけるのか、という楽しさではないかと。
子供の頃、家の庭に古い木材がたくさん積んであって、それで簡単な小屋を建てて遊んだことがあるのですが・・・いわゆる秘密基地ですね・・・その中にわざわざ雨の日に食べ物を持ち込んで食べたりして・・・
それに通じるものがあるのではないかと思います。
もう一つは旅の中で生活する楽しさです。
たとえば、サラリーマン時代・・・まあ今でもですが・・朝起きて歯を磨きます。
面白くもなんともありませんね。
ところが、
・・・
旅先の朝の清々しい空気の中で、気持ちのいい風景を眺めながら、こんな風に歯を磨いていると
何故かこれが楽しいんですよ。
何でですかね。あー、生きてるんだなという小さな充実感を感じてしまうのです。
また、青の1号には給水用の10リットルのポリタンクと
排水用の20リットルのポリタンクが積んであって
3-4日に一度水を補給したり、排水を捨てて
中を洗ったりしなければならないのですが
・・・
面倒だと思うでしょ。
でも、こんな作業が何故か楽しいんですよ。
何故なんでしょうか。もし家でこんな作業が定期的にあったらイヤになっちゃうと思うんですけど。
電気も心配です。家にいればそんな心配などしませんけど。
このバッテリーをいつもチェックしてます。晴れた日にはどんどん充電されてそれが喜びになるのですが、雨の日はダメなのでシガーソケットからの充電量を増やすために遅く走行して走行時間を増やしたり
・・・
アイドリングすると二股ラジウム温泉に入れないんで
・・・
そんなことも楽しい。
あるいは、旅に出ていると服が汚れてくるので時々洗濯をしているのですが、コインランドリーがあればドサっと洗濯して、ない時にはチマチマとやっているのですが、洗濯してこんな風に乾かすのも
何故か楽しいのですよ。
うーむ不思議です。
それと、海外などに一人で旅行して一番イヤだなと思うのが夕食のときです。
たいてい安上がりな食堂風のレストランなどでビールなどを飲みながら食べるのですが、これがしみじみ孤独で寂しいのです。
ところが、この青の1号の旅で一番楽しみな時間が夕食です。
地方に出るとたいていセイコーマートしかないのでそこで限られた食材を買い、フライパンで温めながら、焼酎とかワインを飲み飲み(ビールが痛風で飲めない)、懐かしのフォークソングとかをスマホで繋いだスピーカーで聞きながら
・・・
NSPの夕暮れ時はさびしそうとか、もとまろのサルビアの花とか、やまがたすみこの風に吹かれていこうとか
・・・
とっても質素な食事となるわけですが
↑セコマの塩ホルモン。これがうまい!
・・・
これがなんとも言えず至福の時なのです。
たぶん、
普通に生きていくということを非日常な世界でやっている
という面白さなんでしょう。
ということは、これがずっと続いていくと日常になってしまい、そうなると何をやってもつまらなくなってしまう時がくるのではないかと思うわけです。
僕が勝手に師匠と仰ぐ溝田氏曰く(←わからない方はこちらへ)、
・・・
どんなに面白いことでも続けると5年で飽きる
↑確かそんなことを言ってたような気が
・・・
ちなみに溝田氏は長いキャンピングカー生活を終えて家に戻っても、その居心地さが良くてしばらくはキャンピングカーの中で寝ることがあるらしい。
さて、つまらなくなったらどうするんでしょうか。
でもそうなったら、青の1号から降り、また別のことを探せばいいだけのことであって
・・・
きっと、そういうことの繰り返しで残された時間が過ぎていくんでしょう。
まあそんなものでいいのでは・・・人生なんて。
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序章の北海道だけでもこんなに反響あるのですから、
インド編、東北編、関東編。。。。四国編、九州編まで
省略せずに続ければ飽きる事なんてないですよ。
某局の水曜◯◯だって原チャリで走るだけで
面白いんですから。
そうだ、ついでに四国八十八箇所巡礼でもして
いままでの贖罪もしてきたらどうですかね?
楽しみにしてます。身体気を付けてください。
あ、麻生とか24条ばかりで飲んでないで
すすきのにも出てきてくださいよ!!!
何故そんなことを知ってる。麻生の福岡じーさんのおかげで今日は二日酔いで一日死んでたぞ。あ、Nセンムごちそうさまでした。
Nさんも仮名さんもみんな来てくださってるからですよ。
青の1号の話題になるお客さんも多いんですよ。
主役がまったくこないケド。。。
う~~~む、毎日読めば読むほど羨ましい。
同じ年の入社組で札幌仲間の一人がこうしてリタイアして
第二の青春をを謳歌しているのを見ると自分も一日も早く
リタイアしたくてしょうがない。。。。
う~~~む、目の毒だ!(笑