世界遺産・屋久島の混浴はムナシイのだ

鹿児島市の屋久島行きフェリー乗り場まで来ています。

 

フェリー乗り場からの桜島です。

山の中腹まで雪で真っ白です。

朝6時半受付開始です。

前回はこの時点で手続きもせずに

協議しますからお待ちください

と言われ結局欠航になったのですが、今回は手続きに入ります。屋久島の天気は強風波浪注意報が出ているようですが、大丈夫なんでしょう。

車がゾクゾク集まり、桜島の山裾から日が昇る中、7時10分乗車開始です。

青の1号は輸送トラックを除いて何故か最後まで待たされ

ようやく乗り込みます。

8時30分いよいよ出航です。船が岸壁から離れていきます。

やはり船旅のハイライトは出航の時ですね。旅情をそそられます。

雪を被った桜島を左手に見ながら、錦江湾を進んでいきます。

おお、あれは

・・・

イケメン石部クンと行った指宿の海岸ではないですか。

↑矢印のあたりが↓ここ

そして、あの絶景温泉「たまて箱の湯」はあの辺の湯けむりが上がっているあたりです。

うーむ、はるか昔のような気がします。

 

錦江湾を抜けて外海に出ると、さすがに大きく揺れます。

そして3時間ほどすると、見えてきました。

屋久島です。

雲に覆われてよく見えませんが

・・・

でかい。本州で7番目の大きさの島です。

 

そして、青の1号。

ついに屋久島に上陸です。

姫路城、法隆寺、秋田の白神山地とともに、日本で初の世界遺産に登録されたあの屋久島です。

ずーと前から一度は来たかった屋久島ですが

・・・

欲を言えば、もっといい季節に来たかったぞ。




さて、どこに行くか。

見どころはいろいろあるように聞いてますが

・・・

まずは、目指すところにまっしぐらです。

島の沿岸を時計回りに走ります。

屋久島らしい風景です。

山の中腹には白いものが見えます。さすが日本で積雪が観測される最南端の島です。

国道を左折し、こんな道を海岸に下りていくと

到着です。

この突き当りを

・・・

おや、こんなところに寿司屋です。臨時休業らしいのですがビジネスとして成立するんでしょうか。

協力金100円を払い、

海沿いに出ると

左側に

ありました。

湯泊温泉です。

実はここは正確には

・・・

混浴ではありません。

ほら。

スケスケの衝立で仕切られてます。でもスキマだらけでその意思さえあれば・・・いくらでも・・・見ることができます。

ぼちゃん。

うーむ。

ぬ、ぬるいぞ。

もうちょっと熱ければ最高のシチュエーションなんですが

・・・

写真ではわかりませんが、冷たい強風が吹いてます。ここから出るには相当の勇気が必要です。

しまった。もっと近くで服を脱ぐんだった。



青の1号に戻り、ブログを書いてる時です。

向こうから軽がやってきて

・・・

すぐ隣に停まり、中から若い女性が

・・・

3人

・・・

出てきました。

その内の一人が僕と目が合ったので、手を振ると

・・・

戸惑ったような笑みを浮かべ、露天風呂の方に向かって行きます。

うーむ

・・・

なにをしに行くのでしょうか。

ブログを打つ手が

・・・

止まってしまいました。

気になるぞ。

・・・

ふんふんふん・・・と散歩するふりをして見に行ってみると

・・・

どういう展開になるかわからないので、一応いつでも混浴体制に入れるようタオルをポケットに入れてます。備えあれば憂いはないのです。

・・・

チラリと様子を見ると、どうやら3人のうちの二人が楽しそうに入浴し、もう一人がカメラで撮っているようです。

あー、いい夕陽だぜ

と、海岸から写真を撮る振りをしながらチラチラと見るのですが

・・・

あのスケスケのはずの衝立が邪魔で見えません。

至近距離からは用を足さない衝立ですが、遠くからは見事に用を足してます。

誰だあんなのを建てたのは。

かと言って、つかつかと近寄り服を脱ぎ、ちゃぽんと入ってしまうというのもいかにも魂胆みえみえで不自然です。

きゃっきゃ、きゃっきゃという笑い声だけが聞こえてきます。

・・・

そして、世界遺産の島でやっているこの自分の行いが急にムナシク思えてきて、

・・・

とぼとぼと青の1号にもどり、再びブログを書きだすと

・・・

楽しそうに戻ってきて、

行ってしまいました。

世界遺産の島は

・・・

ムナシイです。

 

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1件のコメント

  1. 安房の川沿いに散歩亭というお洒落なダイニングバーがあります。
    tabelog.com/kagoshima/A4605/A460501/46000327/
    マスターの緒方さんとは、屋久島オープンウォータースイミングのイベントで
    ご一緒したのですが、とてもお洒落なお店ですので是非、
    立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
    トビウオラーメンと、屋久島限定の水の森という焼酎もオススメです。
    時間があれば、本坊酒造屋久島伝承蔵で昔ながらの芋焼酎の
    蒸溜所見学もオススメです!
    http://www.hombo.co.jp/company/kura/yakushima.html

    是非満喫してきてください!!

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