大湯温泉の名物混浴露天、天然川風呂はどこだ

3月末に車検のため舞鶴からフェリーで札幌に戻り、

6月にW杯を観にロシアへ渡り(飛行機です)、

混浴温泉の旅を中断していましたが,

再開です。

  • 細い青線:2017年8月-10月(北海道)
  • 太い赤線:2017年11月-3月(本州)
  • 太い青線:2018年7月-

秋田県東成瀬町の須川湖畔まで来ています。

 

朝です。

雨が降ってきました。

1000m以上も上ってきたのですが、

今度は一気に下っていきます。

湯沢市に入り、

到着です。

けっこうな数の車が停まっています。

 

奥小安峡大湯温泉阿部旅館です。

地図を見ると東北のほぼ真ん中です。

日本秘湯を守る会の提灯があります。




受付をし、この建物の脇を通っていき

通路を下っていくと

内湯の入口です。

女性の入口には

・・・

一足のパンプス・・・というのでしょうか、踵のちょっと高い靴がきれいに揃えて置いてあります。

ふふふ。

やっとチャンスが巡ってきました。

千載一遇のチャンスとはこのことです

・・・

男性用内湯です。

風情があります

・・・

が、用はありません。

スルーです。

奥のドアを開ければ

・・・

じゃん。

露天です。

人の気配がありません

・・・

奥にもあります。

袋のネズミです。

↑なんのことでしょうか。

どりゃ。

・・・

いーじゃ、ありませんか。

沢沿いの温泉です。

冷たそうな水が、さらさらと春の小川のように流れています。

ちゃぽん。

ふー、いい湯ですぜ、だんな。

湯加減もちょうどいいです。

・・・

え?

パンプスはどうした。

ですか。

何を訳のわからないことを。

いるわけがありません。

ここは男性用露天ですから。

慌ててはいけません。

急いては事を仕損じます。

ふふふ。

この他に、混浴露天があるのですよ、ここには。

さっきの案内板に出てましたでしょ。

季節限定・天然川風呂(7月~9月)

晴天時に限る

(混浴)

カッコ混浴という字が、心なしか大きく見えます

・・・

7月から9月の季節限定商品です。

しかも晴天に限ります。

今は7月。

そしてさっきまで雨でしたが、とっくに上がってます。

非の打ちどころがありません。




さて、この天然川風呂にはどうやって行けばいいのでしょうか。

どこを探しても入口がわかりません。

一旦服を着て聞きに行きます。

えーと、天然川風呂はどうやって行ったらいいのでしょうか。

すると、人の良さそうな、たぶんこの宿の主人が、

今は熱くて入れないと思いますよ

・・・

ふふふ、私を誰だと思っているのですか。

熱湯地獄と呼ばれるあの知床の熊の湯で、長年漁師さんに鍛えてもらったこのカラダですぜ。

↑一日だけです

えーと、一応見るだけでも

と、僕。

あ、それでしたら露天風呂の一番奥のところの階段から行けますよ。

え、そんなのあったか。

ありました。

これです。

ここも見たのですが、わかりませんでした。

つまり、あまりヒトに知られたくない秘密の隠し階段のようなものかも知れません。

↑そんな大げさなものではありません

静々と足音を殺しながら下りて行くと、

↑裸足なのでしません

すぐ下の沢沿いにでます。

さて、どこなんでしょうか、美女たちが集うという・・・天然川風呂は。

この冷たそうに流れる沢を渡るのでしょうか。

何気に足を入れてみると

・・・

熱っ!

あちー。

熊の湯など足元にも及ばない激熱です。

そうか、天然川風呂とは

・・・

この沢全体のことなのか。

そして、このところの晴天続きで水量が減って熱くなっているのか

・・・

と、瞬時に理解をしたワタクシですが、

安西先生の愛弟子としては・・・ここで試合を諦めるわけにはいきません。

探せば、脇から流れてくる清流と交わりいい湯加減になっている場所がきっとあるはず。

しかし、問題は

・・・

これを飛び越さなければならないこと。

エイヤっとジャンプすればなんなく行けそうな気もしますが

・・・

着地した石がツルツルだったりして、万が一不幸にも落下してしまった場合

・・・

これがフツーの沢だったら、

うひゃー、冷てー

で、済みますが

・・・

ここの場合

・・・

あちちちち、あちー

などというレベルのものではない熱湯地獄が全身を襲ってくるはず。

(注)マジに熱いです

下手すりゃ死にます、ホントに。

うーむ。

こうなったら

・・・

杖は

・・・

めっけ。

モーゼ!

ここに誰か入ってきたら、どう思われるんでしょうか。

熱湯沢は何の変化もなく

粛々と流れていくのでした。

ゆく河の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず。

 

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