2017年6月末に60歳で定年退職し、自作キャンピングカー青の1号(後2号)で日本一周混浴温泉の旅に出ました。
<日本一周混浴温泉の旅ルート>
- 細い青線:2017年8月-10月(北海道)
- 太い赤線:2017年11月-3月(本州~四国・九州)
- 太い青線:2018年7月-9月(東北・中部)
混浴温泉の旅は、2018年9月5日未明に発生した北海道胆振東部地震を機に一旦終了し、新たな旅に出ることにしました。
テーマは
日本一周海岸線の旅
です。
苫前町の「道の駅風Wとままえ」まで来ています。
サンバーTさん、よくぞ心配してくれました。
風呂はですね
・・・
混浴温泉の旅で1年分入りためたので、来年の春くらいまでは入らなくても大丈夫なのですよ
・・・
ところで、この道の駅はなんて読むんでしょうか。
これが読めたらスゴイぞ。
「風W」と書いて
・・・
「ふわっと」。
「W」は電気の「ワット」。
風力発電が苫前のシンボルだかららしいです。
斬新なネーミングです。
・・・
オープンを1年後に控えた2005年11月17日(木)午後4時。
苫前町役場5階の502会議室で「苫前道の駅準備委員会」のネーミング決定会議が開かれたのです。
会議は冒頭から荒れ模様となり、
「風W」を推す若手急進派のトバ&ツツミ技術部員と、
片や、
そんなの読めないだろ
と机を叩いて反対するも具体的アイディアが出せない国から出向してきたササコ部長との対決
・・・
という構図となり、
双方折り合い付かず、
最後は、
こんな会議は早く終わって飲みに行きたいミツイ局長の
ふわっと、にします
という鶴の一声で決まったのです
・・・
などというシーンが思わず目に浮かんでしまいました。
(注)すべてフィクションです
道の駅風Wとままえの裏手に出ると、日本海が一望にできます。
左の赤い↓が天売島、右の黄色い↓が焼尻島です。
視線を右に移すと
小さく利尻島が見えます。
さらに右は
これから走る稚内へと続く海岸線です。
すぐ隣にオートキャンプ場があります。
素晴らしいロケーションなのですが
・・・
誰もいません。
もったいない。
日本海に日が沈んでいきます。
朝です。
丘の向こうから日が昇ってきます。
停まっている車のナンバーを見ると、
本州からの車は3台ほどです。みなさんもう本州に帰ってしまったようです。
今日もいい天気になりそうです。
青の3号を降ろし、朝の散策です。
坂を下って行くと、
右上が道の駅です。
苫前漁港です。
昔いろいろとお世話になったところです
・・・
赤坂さん、お世話になりました。
お!シャケ発見です。
でも、だれも釣ってません。
釣れそうなんですが。
そーだ。
港ネコを探さなきゃ
・・・
いません。
ホワイトビーチです。
・・・
伊豆生まれの僕からすると、
黒砂だろ!
と突っ込みたくなるのですが
・・・
ホワイトです。
オロロンラインを北へ向かいます。
海岸線の素晴らしい風景が続きます。
ここから羽幌町に入ります。
ホクレンショップで買い物をし、
・・・
レシート捨てちまったぞ。
そーだ、ここで大変な騒ぎになったのですよ
・・・
と言っても騒いでたのは僕だけですけど。
またまたポッカリと四次元の空間が開いて
・・・
なくなってしまったのです。
車のキーが。
車から降りてポケットの中にキーを入れて買い物をしたのですが
・・・
買った物を冷蔵庫に入れて、さあ出発しようと思ったら
・・・
ポケットの中に入れたはずのキーがないのですよ。
あれれ?
と、買い物で使ったザックの中を探してもないし、
・・・
カギを持って出るのを忘れたのでは、と窓から見ると鍵がかかってるし、
スーパ-に戻って、係員のおじさんに聞いても届いてないし、
買い物をしたあたりやレジの周辺にもないし。
今まで四次元空間に吸い込まれていったのは、ハサミとバナナだったので諦めればそれでよかったのですが、
車のキーはそういうわけにもいきません。
うーむ。
困った
・・・
と、途方にくれながら
・・・
ふと見上げると
ありました。
定位置に。
いつも宿営地に着くと、カギをここに掛けるんですが
・・・
買い物が終わって車内に入った時に、掛ける必要はないのに・・・習慣で掛けてしまったようです。
じーさんです、とほほ。
さらに北に走ります。
ここから初山別村に入ります。
国道を左折し、
南国のようなステキな道を海に向かって走っていくと
天文台が現れ
灯台の脇を降りて行くと
みさき台公園キャンプ場に到着です。
素晴らしすぎて涙が出てきます。
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ここで爺さん川柳
物忘れ 涙もろさと 比例して