2017年6月末に60歳で定年退職し、自作キャンピングカー青の1号（後2号）で旅に出ました。

◇ブログ第一話はこちらです。

 

＜第1弾＞日本一周混浴温泉の旅（2017年8月～2018年9月）

◇混浴旅の第一話はこちらです。

 

＜第2弾＞日本一周海岸線の旅（2018年9月～2019年5月）

◇海岸線の旅の第一話はこちらです。

 

今から20年ちょい前。

日本サッカー界に小野伸二（現・FC琉球）という才能が出現した時に、

あるベテランのサッカー記者がこんなことを言っていました。

小野はオレの老後の楽しみだ

と。

その頃の僕は40歳ほどで、「老後」というフレーズはまだまだ先のことでどうでもいいことだったのですが、何故かこのことがずっと頭の中に残っていたのです。

 

それから15年ほど経った2015年5月。

老後という年齢に近づいてしまった58歳の僕は、当時住んでいた横浜の関内から自転車をキコキコと漕いで、マリノスタウンで行われる「横浜JY×東京U15むさし」のゲームを観に行ったのです。

この「東京Ｕ15むさし」にはスペイン帰りの13歳の少年がいました。

久保建英くん（FC東京→レアルM→マジョルカ）です。

↑36番が久保くん

その時の久保クンのポジションは右ウイング。

右サイドから周りとの連携とドリブルでビルドアップしながら、チャンスと見るや中央にスルスルと絞込みフィニッシュを狙うというスタイルでした。

基本的に今と同じですね。

そのゲームでは、前半終了間際の36分にゴール前の混戦から久保クンが相手DFとGKの位置を冷静に見極めながら右足インサイドでゴール右隅に流し込みゴ～ル！

あのごちゃごちゃしたゴール前で恐ろしい程の落ち着きかたでした。

その時には

この子はプラティニ（元フランス代表）のような選手になるのではないか

などと思ったのですが、同時にこうも思ったのです。

久保くんはオレの老後の楽しみだな

と。

 

そしてさらに4年の歳月が流れ、

・・・

久保くんは18歳となり、僕は62歳の老人となってしまいました。

あれから少年は順調にサッカー選手としての階段を昇っていき、先日9月1日、ついにスペインでデビューを飾ったのです。

そうです。

4年前に思った通り、しっかりと僕の老後の楽しみになってくれたのです。

それにしても

・・・

まさか久保くんのスペインデビュー戦を、脳梗塞に侵されたカラダで病院のベッドの中で観戦することにはなろうとは

・・・

夢にも思いませんでした。

今夜ミャンマーで行われる2022年サッカーW杯アジア2次予選初戦で、はたして久保くんは登場するのでしょうか。

 

救急車で運ばれてからずっと刺さったままになっていた点滴の針も

昨日の夜に外され

・・・

今日はMRI（磁気共鳴画像）で8日ぶりに脳を撮影します。

もし、結果が良好であれば無事退院ということになるのですが

・・・

たぶん大丈夫でしょう。

 

中村さん、

たつおさん、

↑クレームをいただいたので、顔がわからないようにモザイクをかけておきました。目の辺りに。

お待たせ致しました。

看護師さん紹介シリーズ最終回（たぶん退院するので）です。

どりゃ、

パシャ！

働く女性は美しいぞ。

（注）ブログ掲載の許可はもらってます。

 

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