2017年6月末に60歳で定年退職し、自作キャンピングカー青の1号(後2号)で旅に出ました。
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<第1弾>日本一周混浴温泉の旅(2017年8月~2018年9月)
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<第2弾>日本一周海岸線の旅(2018年9月~2019年5月)
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VS -25℃
の防寒作戦も佳境に入ってきました。
例のごとくロフト側から部屋を眺めると、窓に次いで冷気が浸入してきそうなのは
・・・
その通り!
後部全体です。
おぞましい冷気はアナタの背後から音もなく忍び寄ってくるのです。
ちなみに後ろ側はどうなっているのかというと、
5.5㎜べニア +15mm断熱材 + 5.5mmべニアとまあまあの状態になっています。
それでも改良点はあります。
まずは、内ドアの周りの隙間をすべてコーキング剤で塞ぎます。
そして、一番冷気が入ってくるのがドアの下の隙間です。
ちなみに床は元々引いてあったエルフのコンパネの上に、5.5mmの耐水べニアを引きつめ、その上に15mmの断熱材を入れて、
さらにその上に12mmの厚いコンパネを引いているので、真下から寒気が入ってくることはないと思います。
問題はドアの下の隙間です。
混浴温泉旅での最初の冬に、あまりに下の方から冷たい空気が入ってくるので、ガムテープで留めたのですが
これが意外と効果があったのです。
しかし、今回の相手は真冬の北海道です。
床に引くゴム製のマットを
切って両面テープを貼り、
床にピッタリとくっつくようにドアの一番下に貼ります。
これでだいぶ違うのではないかと思います。
本当はドアの内側に厚みのある板を打ち付ければもっと効果があるはずなのですが、
・・・
酔ってつまづいてその勢いでドアを突き破り
・・・
こんなことになったら
真冬の北海道では命取りになるので止めときます。
*落人(おちうど)のブログはこちらへ。
問題は最後尾です。
青の1号の時には最後尾には何もなく開けっ放しの状態で走っていたのですが、
2号で8ナンバーを取るために、ドアを付けました。
結果的にはこれでだいぶ防寒力が増したのですが、
防寒ということなど何も考えずに取り付けたので、5.5mmのべニアで仕切っているだけなのです。
つまり、これらの部分は
一枚のべニアが張ってあるだけで何の処理もしていません。
しかも、中から見ると、キッチンルームは隙間だらけです。
さらに、天井も断熱材を入れていないので、5.5mmのべニアに挟まれた空間は空洞になっています。
おそらく、真冬の北海道を旅していれば、この給水ポリタンの水も
凍って使い物にならなくなるはずです。
水は、ペットボトルに入れて中に持ってくることになるでしょう。
でも、ここを改良するとなると非常に面倒なことになるので
これでお終い!
・・・
と思ったのですが、
最後尾のキッチンルームの防寒を強化すれば、部屋の中に後ろから入ってくる冷気はだいぶ緩和されるはずです。
意を決してできるところまで作業をしてみます。
まずは、バックドアの内側に15mmの断熱材を入れて
上側の窓の隙間をコーキング剤で塞ぎます。
次にキッチンのものをすべて解体して、サイドに15mmの断熱材を張り、
その上から車検を意識して耐火用にアルミ断熱シートを貼ります。
後ろ側にもアルミ断熱シートを貼ります。
さらに天井にもアルミ断熱シートを貼り、
物置の中の壁には15mm断熱材を貼ります。
そして、今までスキスキ状態だった隙間をコーキング剤と発泡ウレタンで塞ぎます。
おお、発泡ウレタンが膨らんでキノコが生えてるみたいです。
もったいないのでこのままにしときます。
ふー、なんとか終わりました。
これで後部で外気との第一の接点となるキッチンルームの冷気はだいぶ防げるはずです。
そして、天井の換気扇を封鎖してしまったので、
後部の換気扇をいつでも作動できるように、配線をして
完了です。
うーむ
・・・
素晴らしい防寒仕様車になったのではないのでしょうか。
もしかして
・・・
日本で最強の防寒仕様キャンピングカーになったのではないのでしょうか。
師匠の溝田さんも苦労してましたが、市販のキャンピングカーのほとんどは運転席と居住空間が繋がっているので、防寒にも限界があるはずなのです。
いやいや、我こそが日本一の防寒仕様キャンピングカーなのだ
という方がいらっしゃいましたら
・・・
勝負しろい!
なのだ。
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View Comments (1)
マジ完璧ですね〰
空間が広いから大丈夫だとは思いますが、火を使うときは気を付けないと
窒息死しますから、気を付けてくださいね。