書くのがおせーぞ!
とバタやんからお叱りのコメをいただいてしまいましたが
・・・
そーなんです。前も書きましたが、だいぶタイムラグができてしまいました。でも、もうすぐ追いつきます。
翌朝です。
溝田さん宅で朝食をごちそうになり、次の目的地に出発しようと思ったら、
鍛冶が峰に昇ろう
と。
鍛冶が峰は阿南市街の西にある標高220mほどの低山です。
ジムニーで麓まで行き
・・・
それにしても・・・どうも前が見づらいと思ったら、よくこんなんで運転できるなというほどフロントガラスに埃が被っているのです。ワイパーを一回動かせば済む話だと思うのですが・・・いかにも溝田さんらしくて思わず大声で笑ってしまいました。おまけに助手席のドアミラーを見ると蜘蛛の巣が張ってました
・・・
僕は左ひざが悪いのでノルディックウォーキング用のポールを貸してもらっていざ出発です
・・・
現役時代には北海道でノルディックウォーキングのブームを作ろうといろいろな仕掛けをしたのですが、まさか引退してから四国で使うことになるとは。
この鍛冶が峰心得という看板のところから
登っていくのですが
道際のあちこちに
こんな教えが張ってあります。
神社の神主さんが書いているそうですが、この道は「説教の道」と言われているようです。
オレは山登りで人生救われている。人間歩けなくなったらそれで終わりだ。山に登りなさい。そして下半身を鍛えておきなさい。
これは溝田さんの教えです。
山頂近くの神社に到着です。
そして、山頂からの眺めです。
阿南市街です。
遠く和歌山が見えます。
美しい風景です。
溝田さんはこうも言います。
人間やりたいことを我慢したらあかん。やりたいことはまずやってみることだ。我慢していると次第に何も興味が持てなくなってくる。
と。そして、
大切なのは達成感を感じること。そして達成感を感じやすいのが山登りだ。
と。
さらに、こうも言います。
働かなくても食べていけるヒトはさっさと引退しなさい。
若いヒトに席を譲りなさい。
そして、消費しなさい。それで社会がまわる。子供や孫に残さなければならないのはお金ではない。それはいい社会である。
潔い生き方です。
若い時は、夢を食べて生き、
子育て中は、毒を食べてでも生き抜き
余裕が出来たら、精一杯遊び
老いたら、想い出を食べて生きる。
心に沁みる教えです。
ミカンとサケトバをたっぷりといただき、
溝田さんに別れを告げ、以前から行ってみたかった祖谷渓(いやだに)に向かいます。
途中「アインシュタイン友情の碑」という案内があったので
寄ってみました。
これがその碑なのですが、
1922年にアインシュタインが来日する際、船上で病に倒れたところを助けたのが徳島のこの地(美馬郡)出身の三宅速博士で、1945年に米軍機の岡山市街の空襲で防空壕の中で亡くなった三宅博士の墓の建立を聞いたアインシュタインが、友人の死を悼み心を込めて自筆の追悼文を寄せたのだそうです。
そして、日本三大暴れ川の一つで四国三郎の異名を持つ吉野川を眺めながら、
道の駅・貞光(つるぎ)ゆうゆう館に到着です。
(注)日本三大暴れ川の後の二つは利根川と筑後川
と、ここでなにやら白いものが空から落ちてきました。
雪です。
不吉な予感です。
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