この物語は、札幌在住のサラリーマンが60歳で会社を辞め、トラックを購入して荷台に小屋を建て、脳梗塞や痛風やヒグマに行く手を阻まれながらも、世界のどこかで吹いているという伝説の「青の風」を探し求めて未知なる旅を続ける壮大なファンタジー・アドベンチャーブログである。
〈第1章〉退職へ。人生第3のステージへの幕開け(2017年4月〜6月)第一話はこちら。
〈第2章〉日本一周混浴温泉の旅(2017年8月~2018年9月)第一話はこちら。
〈第3章〉日本一周海岸線の旅(2018年9月~2019年5月)第一話はこちら。
〈第4章〉真冬の北海道厳寒の旅(1/13~)
※登場人物紹介
- 現役時代関係の人々
- 旅先で出会った人々 ←そのうち公開予定
- ススキノ&僕の周辺の人々 ←面倒なので公開しないかも
※これが青の3号だ
詳しくはこちらまで。
雨竜町まで来ています。
アフィリエイト残高:▲4,336円
道の駅うりゅうです。
梯子を出し、足場が滑らないか確認して慎重に上り、
可動式ソーラーパネルを立てます。
これでばっちり充電できるでしょう。
・・・
と思ったらすぐに曇ってしまいました。
道の駅に入ると、
雨竜沼自然館があります。
雨竜と言えば、日本有数の山岳型高層湿原帯の
雨竜沼湿原
です。
ずーっと前から行きたいと思っているのですが、まだ一度も行っていないのです。
こういう境遇の身になったので2-3年の内には行ってみたいと思います。
道の駅から少し歩いて行くと、こんな風景が広がっています。
雪に埋もれていますが、この辺は北空知の広大な水田地帯なのです。
日が暮れてしまいました。
夕食の準備をしなければなりません。
さて、今日のメニューは
・・・
どーせまたフライパンで焼くんだろ、まったくやれやれ
・・・
などと思ったアナタ。
うーむ
・・・
冬の定番のナベはどうもイマイチやる気がしないのですよ。
何故かというと、
焼く場合は、塩コショウとかポン酢とかソースを付ければいろいろな味が楽しめますが、
ナベだといろいろな素材が入ってはいるものの、一食分まるごと味が同じじゃないですか。
ここんとこがどーしても、ナベ関係にイマイチ踏み切れない理由なのですよ。
ふー
↑(注)深いため息です
なんかいい方法はないでしょうか
・・・
などと、世間に問いかけて一応悩むフリをしてますが、
・・・
ふふふ。
今回、強力な新兵器を用意してきたのですよ。
どりゃあ!
どーだ。
まいったか。
↑二食鍋です。
現役時代に関係会社の会議で大阪へ行った時に、髪の毛と眉毛をすべて剃り落としている幹事役のヒガシグチ局長が
↑イメージです。
打ち上げで使った火鍋屋のナベのことを思い出して、NETで探してみたのです。
本来は違った味の鍋料理をするためのものなんでしょうが、青の3号風にアレンジします。
まずは左側のスペースに鍋の材料を入れ、
右側に焼くものを入れ、
左側にお湯を注ぎ、鍋キューブを入れて
煮たてれば
・・・
はい、出来上がりです。
これで、ナベと焼き物が同時に味わえます。
どーだ、まいったか。
しかーし
・・・
早くも弱点を発見してしまいました。
どうしても、焼く方が早く仕上がって、ナベの方がなかなか沸騰しないのですよ。
だから、こんな風に火力の中心をナベ側にするために、ずらしてみたりしたのですが
なんとも不安定で
・・・
あ、ナベの蓋に細かい字で、
鍋をずらすんじゃねえ!
という注意書きが書いてあります。
やっぱ、みんな同じことを考えるようです。
だったら、面積比を左右で変えてくれるとありがたいのですが、焼き物重視派としては。
二食鍋で
雨竜の夜が更けていきます。
↑窓からの眺め
朝です。
室内温度は
6℃。
外気温は
-7℃。
実は窓の防寒フラット3を
装着しないで寝たのですが、
昨日の温度差が14℃で今朝が13℃。
あんまり効果はないのかもしれません。
夜が明けてきました。
昨日の二食鍋の残りをフライパンに移し
・・・
定番のうどんです。
うーむ。
そのまま使えないというところも二食鍋の弱点かもしれんなあ。
梯子を掛け
うっすら積もった雪を落とします。
下を見ると
・・・
けっこう迫力あるでしょ、
道の駅の店内を覗き
一宿一飯のお礼に雨竜産の大豆を買って
・・・
出発です。
おお、晴れてきましたぜ。
向こうに見えるのは妹背牛(もせうし)の街です。
この街の妹背牛商業といえば、40年ほど前に女子バレーボールで全国制覇を成し遂げたほどの強豪校だったのですが、人口7000人足らずだったこんな小さな町の高校のバレー部がよくぞやったものです。
*今の人口は2,915人(2019年9月)
どうせ全国から優秀なのを集めてきたんだろ
などという人もいましたが、
日本代表だった吉原知子さんは妹背牛出身だし、他の選手もほとんど北海道出身者だったようです。
おお、ここは
・・・
知ってます。
妹背牛町郷土資料館とありますが
・・・
妹背牛町役場だったところです。
35年くらい前に仕事でよく来ていたのです。
役場の方々にはたいへんお世話になりました。
当時この辺の町役場の中で、唯一ここの役場だけが昔のままの建物だったのですが、さすがに新庁舎を建てたのでしょう。
*昭和6年(1931年)に建てられ、昭和60年(1985年)に役目を終えた。
ここから北上します。
車がほとんど通らないので道のわきに停め
しばし北空知の雄大な雪原を堪能します。
夏にはこのへんは一面の緑の水田になるのです。
そして、金の生る街
・・・
じゃなくて、
鐘のなる街、秩父別(ちっぷべつ)です。
おお、バブルの塔でしょうか
・・・
いえ、開基百年記念塔だそうです。
どうやら上れるようです。
金を生らして
・・・
じゃなくて、
鐘を鳴らして幸せになろうと思います。
わっせ、わっせと階段を上って行くと
・・・
はーはーぜいぜい
・・・
鐘です。
問題は、
・・・
何回鳴らすか。
うーむ
・・・
では。
か~ん
・・・
僕の引いた鐘の音が、真冬の北空知の大地に響き渡ったのでした。
一回だけ。
そして、道の駅ふかがわに到着です。
今日はここまでです。
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昨日もありがとうございました。
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View Comments (3)
あら、単なる冬の道の駅巡りになってないですか?とハードルをあげてもらおうとしてみる。
よしよし
やっと鍋登場。
でもやっぱり横では焼き物www.
脳梗塞と痛風には、鍋のみにしようよ。
味変は、例えば、豚肉と白菜、葱のミルフィーユだとしたら、片方はコンソメ味で、もう片方は定番味ポン。
他には、途中で、キムチの素を投入するか、生姜をドバッと投入。
道の駅ばっかり行ってないでwww.、鍋で温野菜をたっぷり取って、男なら、吹上露天の湯に行かんかい❗️
初めてコメントさせていただきます。
ずっと楽しみに読ませていただいております。
海岸線日本一周の旅終了後むーちんロスでしたね。
また最初から読み返し2周してしまいました。
身体に気をつけて旅してください。
さて話は変わりますが、二色鍋ですが
フジカペットとコンロ、どうせ同時に使うのならば
フジカペットに鍋、コンロにフライパンとすればいいのでは?
素朴な疑問でした。
焼き物が終わった二色鍋は水を張らないと焦げますよ。
落ちは「洗い物が増えるのが嫌なんですよ」とおもいますが・・・