この物語は、札幌在住のサラリーマンが60歳で会社を辞め、トラックの荷台に小屋を建て、脳梗塞や痛風やヒグマに行く手を阻まれながらも、世界のどこかで吹いているという伝説の「青の風」を探し求めて未知なる旅を続ける壮大なファンタジー・アドベンチャーブログである。
〈第1章〉退職へ。人生第3のステージへの幕開け(2017年4月〜6月)第一話はこちら。
〈第2章〉日本一周混浴温泉の旅(2017年8月~2018年9月)第一話はこちら。
〈第3章〉日本一周海岸線の旅(2018年9月~2019年5月)第一話はこちら。
<番外編>2018ロシアW杯観戦の旅(2018年6月)第一話はこちら。
↓今ここ
〈第4章〉真冬の北海道厳寒の旅(1/13~)第一話はこちら。
※登場人物紹介
- 現役時代関係の人々
- 旅先で出会った人々前編・後編
- ススキノ&僕の周辺の人々 ←来年公開予定
※これが青の3号だ
詳しくはこちらまで。
※当ブログはリンクフリーです。画像等も人物意外は連絡不要ですのでご自由にお使い下さい。
帯広市まで来ています。
アフィリエイト残高:17,472円
そういえば、ジャッジさんから4WDのご質問をいただいてましたが、 以前も書きましたが、この冬の旅では常に4WDで走っています。
では、普通車の場合はどうかというと、 北海道で普通の道路を走っている分には、僕は2WD(ただしFF)で十分だと思います。
北海道で40年ほど暮らしていますが、自家用車も昔乗っていた社用車もすべて2WDで、不自由は全く感じていません。
ただし、このキャンピングカーはつくづく4WDにしておいてよかったなと思ってます。
もし、2WDだったら、たぶん5回くらいJAFを呼んでいたと思います。
緑ヶ丘公園です。
2年半前の夏にもここで泊まったことがあります。
このすぐ右手がきれいな芝生の広場なのですが、
今は
・・・
アイスリンクになってます。
さすがはスケートの街、帯広です。
リンクの向こうに日が沈んでいきます。
そして、今夜もまた一人寂しく帯広の夜は更けていきます。
朝です。
ストーブで焼きそばを作りながら、ガスコンロを使ってダイソーの200円フライパンで卵を焼きます。
ただの焼きそばより、タマゴを乗せた方が1.34倍くらいおいしさが増すような気がします。
けっこう使えますぜ、200円フライパン。
でも、フタが欲しいぞ。
今日は午前中は青の中でゆったりと過ごし、
昼食を食べ
・・・
サンバーTさんから
昼飯どーしてんだ
というご質問をいただいたので載せてみました。
だいたいいつもこんなもんなので載せてもつまらないと思いスルーしてました
・・・
昼過ぎに出発です。
まずは、イオンに行き少し買い物をし、
60歳以上200円引きになる全国チェーンのプラージュで髪を切り、
市内の風呂でゆったりと過ごし、
次の目的地に向けて出発です。
うっ
・・・
まずいぞ。
銭湯でゆっくりし過ぎたか。
こんなに早く日が沈んでいくとは
・・・
暗い中を走りたくはないのです。
夕陽よ急ぐな
・・・
しかし、むなしく山の向こうに沈んでいきます。
まるであの日の夕陽のようです
・・・
2010年6月20日。
アフリカの大地の地平線の彼方に落ちていった夕陽です。
サッカーの南アフリカW杯での日本代表の2戦目のオランダ戦が行われた
翌日のことです。
僕とポールは開催地のダーバンを後にして、決勝トーナメント進出をかけて戦うデンマーク戦が行われるルステンブルクに向かうべく、
借りて来たカローラで、一路ヨハネスブルクを目指そうとしていました。
出発したのは朝9時頃です。
走行時間はおよそ6時間なので午後3時にはヨハネスに着くはずです。
何としてでも明るいうちにヨハネスに着いていなければなりません。
強盗に襲われるので
昼でも赤信号で停まってはいけない
と言われていたヨハネスブルクです。
ましてや夜走るのは自殺行為だ
と言われていたからです。
しかし、その時、国境フェチの僕が
どうせならスワジランドに寄っていこう
と言い出したのです。
スワジランドは南アフリカとモザンビークに囲まれた内陸国です。
(注)今はエスワティニに国名変更になっている。
地図を見てもそう遠回りになるとは思えません。
今こうやってグーグル地図で見ると走行時間が出るのですが、当時はスマホなどというものはなく、アバウトな「地球の歩き方」の地図しかなく、
まあせいぜい1時間くらいの遠回りだろう
と思っていたのです。
レギュラードライバーのポールは、前夜のオランダとの激闘でボロボロになって使い物にならなかったので
サブドライバーの僕が運転し、一路スワジランドを目指します。
ところが、これが意外と前に進まないのです。
途中、回復したポールに運転を代わってもらい、
スワジランドをようやく4時ごろ抜けるも、
次第に太陽が低くなり、
ヨハネスの200キロほど手前のエルメロの街で、
ついに日が地平線に差し掛かり、
アフリカの大地に沈んでいく夕陽を僕たちは絶望的な気分で眺めたのです。
その後、街灯もない真っ暗なアフリカの道を猛烈なスピードでひた走り、
ようやく辿り着いたヨハネスブルク市内でも迷いに迷い、
・・・
ホテルに到着したのは夜の9時30分。
走行距離は1000㎞(青森‐名古屋くらい)を超えてました。
幸い強盗に遭遇することもなかったのですが、
壮絶なドライブでした。
あー、恐ろしかった。
※実はさらに恐ろしいことがデンマーク戦の後に待っていたのですが今は書きません。
山の向こうに日が沈み、次第に暗くなってきました。
ナビ子はどんどん山の方に導いていきます。
・・・
こんなとこにホントにあんのか
・・・
どんどん奥地に入っていきます。
うーむ
・・・
そして
・・・
ついに
・・・
到着したようです。
ポツンと一軒家です
・・・
今日はここまでです。
(注)実際の行動とはタイムラグがあります。
<収支報告>
昨日もありがとうございました。
おかげさまで順調に旅が続けられています。
謝謝。
残高:17,472円+2,530円=20,002円
支出:985円(イオン)+1,430円(髪)+450円(風呂)=2,865円
繰り越し:17,137円
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