この物語は、札幌在住のサラリーマンが60歳で会社を辞め、トラックの荷台に小屋を建て、脳梗塞や痛風やヒグマに行く手を阻まれながらも、世界のどこかで吹いているという伝説の「青の風」を探し求めて未知なる旅を続ける壮大なファンタジー・アドベンチャーブログである。
〈第1章〉退職へ。人生第3のステージへの幕開け(2017年4月〜6月)第一話はこちら。
〈第2章〉日本一周混浴温泉の旅(2017年8月~2018年9月)第一話はこちら。
〈第3章〉日本一周海岸線の旅(2018年9月~2019年5月)第一話はこちら。
<番外編>2018ロシアW杯観戦の旅(2018年6月)第一話はこちら。
↓今ここ
〈第4章〉真冬の北海道厳寒の旅(1/13~)第一話はこちら。
※登場人物紹介
※これが青の3号だ
詳しくはこちらまで。
※当ブログはリンクフリーです。画像等も人物以外は連絡不要ですのでご自由にお使い下さい。
洞爺湖町まで来ています。
アフィリエイト残高:26,585円
道の駅あぷたです。
眼下には虻田漁港、その向こうには噴火湾(内浦湾)の海岸線が見えます。
道の駅のトイレにこんな張り紙があります。
函館のaomori.nさんからもお気遣いのコメントをいただいていましたが、
新型コロナウィルス道内4例目の感染者が七飯町の町議だったためか迅速な対応がされていました。
さて、世の中のニュースはコロナ一色ですが、
働いている方はたいへんですね。
たいてい誰かと濃厚接触しなければなりません。
それに引き換え、僕のような退職者がこのような車中生活をしていると、それほどの危機感はありません。
この2週間で濃厚接触したと思われるヒトは、
・・・
スーパーのレジの方が4人ぐらいと(←濃厚接触かどうかはわからない)、
・・・
鹿追で青に招待したこのおとーさん
ぐらいしか思い当たりません。
然別湖コタンで
アイスバーなどが入っている氷の建物に入ろうと思ったのですが、
向こうから全員マスクをした方たちがやってきたので
スルーしました。
正解だったかもしれません。
もし、
新型コロナに感染しにくい生き方ランキング
というものがあったとしたら
・・・
- 1位 世の中から隔絶された場所で自給生活をするヒト
- 2位 誰とも付き合わず年金で暮らす独居老人(ただし家に風呂&トイレあり)
- 3位 孤独な車中生活者
と、TOP3に入るのではないかと思います。
ただし、車中生活にも大きな弱点があります。
それは、
風呂とトイレです。
ただ、風呂は浴槽ではよほど接近しない限り染らないだろうし、可能性があるのは脱衣所ですが、これも平日の空いてる昼間にいくことがほとんどなので可能性としては低いと思います。
最大のリスクがあるのがトイレです。
車中泊者の場合、不特定多数が利用する道の駅や公園などのトイレを使わざるを得ないわけです。
使えばいろいろな場所に接触しなければならない場面に遭遇します。
ドアの取っ手、鍵、ウォシュレットのスイッチ類など
・・・
ということで、トイレにはことさら細やかな神経を使っています。
行くときには必ず手袋を着用し、
・・・
使ったこの手袋はどうするか。
中学時代、僕をはじめクラス中の男子生徒から憧れの的だった廣美さんからこんなグループLINEが来てたので
・・・
真偽はともかく
・・・
樋口君も三枝君も北倉君も・・あのシャイな小山君も憧れたあのマドンナからのLINEですから
・・・
ほれ、この通り
ストーブの熱でウィルスを絶滅させます。
そうは言ってもトイレで至近距離になることも多いので、できるだけ行かないに越したことはありません。
だからなるべくトイレには行かないように
・・・
といっても、それは無理があるわけで
・・・
そこで俄然クローズアップされてくるのが、
車中泊便利グッズアワード2019でグランプリに輝いた
・・・
もうおわかりですね。
じゃん。
コロナにまで効くなんて、なーんて優れもんなんでしょか。
日が暮れてきました。
あったかーい、おでんで
洞爺湖町の夜は更けていきます。
朝です。
東の空が明るくなってきました。
↑風が気になるので移動しました。
虻田漁港も賑やかです。
やがて、山の上から日が昇り
地上に陽が差し込みます。
一日で一番好きな時間です。
太陽が高くなっているのに充電しないと思ったら、
ソーラーに雪がうっすらと積もっていました。
駐車場がソーラーパネルのように見えます。
朝食を食べて
出発です。
道の駅豊浦に寄って
内藤大助選手にお会いし
噴火湾沿いを反時計回りに周ります。
ポールさんから
それじゃ海岸線の旅とおんなじだろ、ワンパ野郎が
というコメントをいただきましたが、
・・・
僕も変えたいのですが、こういう道がないのですよ。
無理やり変えるとするとこうなるのですが
ね、なんか変でしょ。
だから海岸線を行くしかないのですよ。
でも、海岸線の旅とは季節が違うから別の魅力もきっとあると思うので、どーかひとつ暖かい目で見てやってください、だんなさま。
国道を離れてもう一つ海岸よりの道に向かいます。
お、貨物列車が通ります。
そして、カムイチャシ駐車公園に到着です。
駐車公園なのでトイレが開いてるかと思ったのですが
・・・
ダメです。
横須賀会長からは
トイレにこだわりすぎじゃねーの
というコメントをいただきましたが、
北海道のこの時期はトイレが閉鎖されているということは、除雪もしていないので駐車場に入れないのです。
このすぐ前が海水浴場になっていて
いいところなのですが、
・・・
夏に来てみたいですね。
いい天気です。
さすが、道南です。
なんとなく春の日差しの柔らかさを感じます。
海岸線の道を通り
・・・
おや?
この道は海岸線の旅では走ってませんね。
ズルをしたかもしれません。
国道に戻り、一旦山の中に入り
再び海岸線に向かって下っていきます。
そして、海岸線に再び出て
こんなのんびりした道をずーと走るのですが
この道がけっこう事故が多いらしいのです。
たぶん、原因は居眠り運転です。
眠くなるのですよ。
海岸線に出て、ちょっと休憩し、
再び国道を行くと、
長万部の市街地に入り、
長万部駅の駐車場に到着です。
今日はここまでです。
(注)実際の行動とはタイムラグがあります。
<収支報告>
いつもありがとうございます。
おかげさまで順調に旅を続けられます。
謝謝。
残高:26,585円+2,130円=28,715円
支出:0円
繰り越し:28,715円
⇓どれか一つだけクリックいただくとうれしいです。
↓さらにこちらもクリックしていただくとうれしさ100倍です。
↓「青の風に吹かれて」の総合ランキングがわかります。
View Comments (2)
そろそろ森町オニウシ公園でしょうか?
まもなく登山道に入って大沼公園にショートカットする前にからまつの森の手前「ちゃっぷ林館」でお風呂と“トイレ”でしょうか?
コロナでおとなしくしてしているのでストレスぎみです。
今夜は“濃厚接触”しましょう!
ソーラーパネルは風の塩梅によりますが、冬の間はダンプが荷台を建てて駐車する様に、夜は立ておくと雪降ろしの手間が省けるのではないでしょうか?