3月末に車検のため舞鶴からフェリーで札幌に戻り、
6月にW杯を観にロシアへ渡り(飛行機です)、
混浴温泉の旅を中断していましたが,
再開です。
- 細い青線:2017年8月-10月(北海道)
- 太い赤線:2017年11月-3月(本州)
- 太い青線:2018年7月-
山形県最上町まで来ています。
朝です。
松田さんは朝早くから仕事へ、そして、村田さんは鮎を求めて北上していきました。
キャンプ場の横を流れていた小国川です。
山形県を流れる川では唯一のダムがない天然河川で、松原アユと呼ばれる天然アユが釣れる川として全国的に知られています。
しかし、あちこちに
小国にダムはいらない!
という看板がありました。
2015年に着工され、来年6月30日に完成される予定だそうです。
山形の田園風景です。
いつまでも眺めていたい風景です。
舟形の街を抜けて、
山の中に向かっていきます。
みちのくの夏です。
いつか見た遠い夏がここにはあります。
やがて、山の奥深くとは思えない螺旋形の道路を下りていくと
突如現れるのが、
肘折温泉郷です。
変わった名前です。
滑って転んで肘を折ってしまうほど温質がヌメヌメしているからこの名前がついたのかな
・・・
と思ったら、
折った肘がこの温泉に入ったら治ったことから来ているという説が有力らしいです。
ここは盆地のようになっていますが、実はここは直径2㎞のカルデラなのです。
すなわち肘折火山(活火山)のマグマ溜まりの上に位置しているのです。
向こうに見えるのが松井旅館です。
玄関に入り
・・・
日本秘湯を守る会ではなさそうです
・・・
ごめーん。
と叫ぶと、やさしそうなおかーさんが出てきました。
入浴料は300円。
女将さんは(←たぶん)風呂場まで案内してくれ
・・・
なんと、この
お入りください
の札を
パタリ
と裏返し、
貸切中にしてくれたのです。
どひゃー、
そこまでしてくれなくてもいいのに。
・・・
そして優しい声で
ゆっくりといつまでも入っていていいですからね
・・・
あの守る会鷹の湯60分3本勝負とは大違いです。
内湯です。
いいじゃありませんか。
女将さんの優しさがにじみ出ているような内湯です。
↑意味不明
そして、奥のドアをパタリと開けると
・・・
混浴露天です。
風情があるじゃないですか。
では、
ちゃぽり
・・・
僕の入浴シーン期待していた全国津々浦々の主婦の皆さま、申し訳ございません。
撮ったつもりの写真が何故かありません。
勝手に想像してください。
代わりに、浴槽ビューをとくとご覧ください。
西側です。
東側です。
北側です。
そして、クライマックスの
・・・
南側です
・・・
なんの変哲もない南側ですが
・・・
そのうちあのドアが
パタリ
と開き
ソロリ
と
・・・。
歳の頃は40中頃をわずかに過ぎたあたりでしょうか
・・・
20代初めに若くして結婚をし、苦労をして二人の子供を育て上げ、ようやく子育ても終わり、自分へのご褒美として旦那さんに特別に許してもらった一人旅の途中に、まるで運命の糸に引きずられるようにふと立ち寄ったこの松井旅館
・・・
その運命の扉がいま開こうとしています
・・・
うーむ。
・・・
時間的にはそろそろ現れてもいい頃なのですが
・・・
運命の扉はそう簡単には開きませんでした。
まあ、すべてがトントン拍子にうまくいくとは限らないのが、旅の醍醐味でもあるわけです。
街中にあることもあり、露天からの眺めはイマイチでしたが、優しいおかみさんが、暖かく迎えてくれるこの松井旅館。
一度訪れてみてはいかがでしょうか。
温泉を十分に堪能し、
着替えて、廊下に出て
・・・
ふと女性用の入口を見ると
・・・
女将さん
・・・
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