この物語は、札幌在住のサラリーマンが60歳で会社を辞め、トラックの荷台に小屋を建て、脳梗塞や痛風やヒグマに行く手を阻まれながらも、世界のどこかで吹いているという伝説の「青の風」を探し求めて未知なる旅を続ける壮大なファンタジー・アドベンチャーブログである。
- 〈第1章〉退職へ。人生第3のステージへの幕開け(2017年4月〜6月)第一話はこちら。
- 〈第2章〉日本一周混浴温泉の旅(2017年8月~2018年9月)第一話はこちら。
- 〈第3章〉日本一周海岸線の旅(2018年9月~2019年5月)第一話はこちら。
- <番外編>2018ロシアW杯観戦の旅(2018年6月)第一話はこちら。
- 〈第4章〉真冬の北海道厳寒の旅(2020年1~2月)第一話はこちら。
- 〈第5章〉夏の北海道ソロキャンプの旅(2020年6月~9月)第一話はこちら。
※登場人物紹介
※これが青の3号だ
詳しくはこちらまで。
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(注)実際の行動とはタイムラグがあります。
美瑛の新栄の丘まで来ています。
丘の向こうに大雪の山々を望むこの場所は何度来ても飽きません。
でも、まだここで一夜を過ごしたことはありません。
どんな風景が見られるのでしょうか。
ちなみにここには和式だけどきれいなトイレもあるし、
水場もあるので
車中泊にはもってこいの場所なのです。
1858年に松浦武四郎がこの場所を訪れて
眺望の丘
と記しているらしいのですが、
1858年の4月と言えば、この2か月後に井伊直弼が大老に就任して安政の大獄が始まり、幕末の歴史が大きく動き出すのですが、
そんな時代によくぞこんなところまで来たものです。
武四郎の視野には手前の畑はなかったと思いますが、遠くの大雪の山々を望むこの風景は基本的には同じはずです。
武四郎はどんな思いでこの風景を眺めたのでしょうか。
だいぶ日が低くなってきました。
丘の向こうの木の影が長く伸び来てきました。
ベートーベン:ヴァイオリンソナタ第5番ヘ長調Op.24「春」第一楽章を聞きながら
・・・
青の中でまったりと過ごします。
ゆったりと時間が流れていきます。
なんと心地よいひと時なのでしょうか。
やがて、弱弱しくなった光は、地上の影を長く伸ばし
山の向こうに落ちていきます。
沈みゆく間際に、太陽は晩秋には不釣り合いなほど強く最後の光を放ちます。
その光もすぐに弱くなり、やがて山の向こうに沈んでいくのでした。
一人の女性が名残惜しそうに、
残照の風景をいつまでも眺めていました。
そして、月が昇り、
丘はやがて深い夜を迎えるのです。
・・・
うーむ
・・・
このブログに似合わないトーンで書いてしまいました。
この丘の上に立つと誰しもが詩人になってしまうようです。
せっかくキレイキレイにきたので、
この後フライパンなんぞ見たくないでしょうから
・・・
今日はこれでお終いです。
おやすみ、ハニー。
ぐうぐう。
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View Comments (4)
素晴らしい!文学的な表現!
どうせなら、「せっかく・・・」以後の文章がなくても良かったと思いますが、むーちんさんの人柄が出ていますね。
加工されてると思いますが、写真も綺麗で素晴らしい!
ひさしぶりに南佳高うたってみたらちゃあんとうたえましたー♪
なんじゃ今日のブログは❓
違う人のブログを間違えて読んでしまったと思ってしまったじゃないですか❗️
一日にも、季節にも、人生にも、「始まりと終わり」があるのがいいですね。荘厳で美しい風景をみせてくれます。
朝日と夕陽の写真、ムーチンさんなら判別できますか?この疑問が解けたら、少しすっきりできるのですが、、、。