えー、実際の行動とブログの間にだいぶタイムラグができてしまいました。ブログの更新を急がねばなりません。
世界遺産のつぼ湯を堪能し、次に向かうのは1300年前に弘法大師が開湯したとも伝えられる龍神温泉の予定だったのですが
・・・
ここに行くには、
仮名さんが
ぜーたい通っちゃいかーん!
とコメントしてくれた日本三大酷道の一つと言われている
死にGO線=425号線
を通らなければいけないのです。
でも、青森のタヌキの湯に行ったときの林道に比べれば
たいしたことはないだろうと。
国道という基準でみると酷いだけであって、林道だと思えばたいしたことはないんじゃねーの、と思ったのですが
・・・
ウィキペディアで改めて調べてみると
特に、十津川・龍神間の牛廻越を前後する道路は、国道425号最大の難所ともいわれる山道で、谷側にはガードレール未設置のところがほとんどで、道幅1車線の道路は退避場も少なく、道端に「転落死亡事故多し」と掲げられた警告看板が設置されている。
この十津川・龍神間の牛廻越を前後する道路こそが、湯の峰温泉から龍神温泉へ行くルートなのです。
逆回りのルートもあるのですが、それでも425号線は避けては通れません。
・・・
やっぱやーめた。
混浴温泉に命を賭けているわけでもないので龍神温泉はスルーです。
仮名さんがコメントしてくれなかったら、何の疑いもなく行ってるところでした。
龍神温泉をスルーし、一路和歌山市方面を北上していきますが
・・・
なんと避けたはずの425号線が刻々と近づいてくるではありませんか。
そして、ついに425号線に入ってしまいました。
なるほど。
昼間でも真っ暗です。
・・・
そして、道の駅あらぎの里に泊まったのですが
・・・
酒を飲んで、さあ寝ようかと思った夜8時過ぎです。
暗くなって停まっていた車が次々と去っていき、青の1号だけになってしまったと思っていたのですが、
・・・
コンコン
と、青の1号のバックの板を叩く音が。
ナニヤツだ
・・・
ドアを開けると、
右手に焼酎、左手に甘栗の袋を持っているオジサンが立ってました。
何も言わなくともその格好で用件はすぐわかったので
まあどーぞ上がって下さい
と青の1号に上がってもらいました。
青の1号が気になってしようがなかったらしく、さんざん迷ったあげくに意を決して訪ねてきてくれたらしいのですが、そんなに迷わなくてもよかったのに。
来るもの拒まず
・・・
です。
それから焼酎のお湯割りで宴会が始まりました。
大阪で印刷会社を経営していたのですが数年前に整理して、今は年金とアルバイトで生計を立てて暮らしているとのこと。これから車中泊をしながら南紀白浜に向かい、ホテルの住み込みで働くそうです。
人生いろいろです。
<追記>
仮名さんが教えてくれた日本三大酷道ですが
・・・
3年半前、ブラジルのレシフェからナタールに向かう途中の道も酷かったです。
ナビを見ると、道が
途切れてるのです。まあ細い橋でもかかってるんだろうと思ってたのですが、
行き止まりです。橋などありません。
どうやってこの川を渡ったかというと、
・・・
はしけのような船に車を乗せて渡ったのです。
たぶん橋を作ろうと思えば作れるのでしょうけど、そうなるとここで商売をしてる人たちの職を奪ってしまうことになるので
敢えて作らないのではないかと。
その後の道も砂浜に車輪のあとがついてるだけの道でした。
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北海道は大荒れだというのに、なにがシニGO線云々ですか!
雪も無く、混浴温泉という“天国”を目指してひた走りですか?
更に焼酎持参の来客で宴会……うらやましいねえ!
国道5号線を大沼から函館に向かったのですが、途中でホワイトアウトで引き返して来ましたよ~!
今夜は明日の朝までに20~40㎝の降雪だそうです。