さて、次は和歌山の温泉旅のメーンイベントです。このためだけに和歌山入りしたといっても過言ではありません。
それは前回紹介した川湯温泉から車で10分程のところにあります。
温泉街に到着です。
湯の峰温泉です。
でも目的はこの公衆浴場ではありません。
自販機でチケットを買い(770円)
受付に出すと、
おねーさんが感情のこもらない事務的な声で(←ロボットではないかと思ってしまいました)
・・・
風呂への入り方の説明をし、順番待ちのカードを
渡してくれます。
制限時間30分の一本勝負です。
順路に従い
歩いていくと、
怪しげな小屋に到着です。
入口には
5
のカードがかかっているので次です。
待つこと12分。
ドアが、ぎぎぎと開いて
・・・
美女が出てきました。
なーんだ言ってくれれば順番待たなくてよかったのに
・・・
6のカードを掛け、ドアを開けると
・・・
いかん。
緊張してピンが合ってない。
見えました。
これこそが、日本最古の温泉にして、世界最古の共同浴場とも言われ、温泉として世界で唯一世界遺産にも登録されている湯の峰温泉の
・・・
つぼ湯です。
ということは・・・テルマエロマエの古代ローマの共同浴場よりも古いのか
・・・
あれは確か西暦130年代の話だからそっちの方が古そうだけど、きっと現存してないんだろうな。
どうですか、この温泉とは思えぬ神々しさ。
オーラがギラギラと湧き出ているようです。
それもそのはず。一日で7回色が変わると言われているのです。
こんな神が宿っている世界遺産の温泉に、無職放浪者のワタクシごときが入っちゃっていいんでしょうか。
ちゃぽん。
入っちゃいました。
うーむ。
熱い
・・・
下からガンガン熱湯が湧き出てきます。
水道で水をじゃぶじゃぶ流し、このかき混ぜるやつで
うめないと、とてもじゃないけど入ってられません。
湯船ビューです。
1800年前の・・・どなたかはわかりませんが・・・古墳時代の方もこの岩を見ながら
ふう、いい湯だぜーだんな
とか言ったんでしょうか。
逆側を向くと
この衝立は古墳時代からのものではたぶん・・・ないのですが、太陽神とも言われている天照大神(あまてらすおおみかみ)が衝立の外からそっと見守ってくれているのではないか・・・と思わせるような神々しい光が差し込んできています。
さらに、左を向くと
おお!
湯面になにやら文字が浮かび上がっています。
なにかの呪文でしょうか。摩訶不思議な光景です。
そして、天井を見上げると
あ、あれは・・・
穴も何も開いていない壁から光が差し込んできています。
おー、ありがたや、ありがたや。なむなむ。
(注)フツーの電球が光ってるだけです。
実は何年も前にテレビでこの温泉のことを知り、一度行ってみたかったのです。
これとか
これとか
と大違いでしょ。
何て言っても世界遺産だもんね。
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和歌山・混浴温泉旅のシリーズは何度見ても(読んでも)、しみじみと爆笑です。
南紀の温泉がピンからキリまで、みごとに網羅されているのではないでしょうか。(他の温泉は良く知りませんが、、、)
このブログをガイドの基本に据えて紀伊半島を旅すると、ディープな魅力に気づかされます。次の正月休みも、またこの半島を旅することになるかもしれません。(タライの湯にはモチロン入りませんが、、、)