さみしさのつれづれに、ブログをしたためています、アナタに
・・・
寂しいです。
聞こえるのは海岸に打ち寄せる波の音と、屋根を叩く雨音だけ。
悲しき雨音です。
窓は曇って外が見えません。
まるで僕のココロのようです。
ドアを開けて外を見てみると
・・・
雨の中に白いものが。
みぞれです。
いっそこのまま雪になって、すべてのものを白く覆い隠してしてほしい。
僕の汚れちまった悲しみといっしょに
・・・
うーむ。
最近ワンパターンになってきてたので、今日はちょっと趣向を変えてセンチメンタルな雰囲気で始めてみたのだが、やっぱ似合わんな。
瀬戸内海に面したとある海岸まで来ました。
雨音を聞きながらのこんな午後も心が安らぎます。
小雨が降る今朝の笠戸島です。
この、はなぐり海水浴場は人工の海水浴場らしいのですが、おそらくシーズンには大勢の人が押し寄せるんでしょう。とてもきれいなところです。
写真中央の東屋まで行ってこちら側を見てみると
左から3番目のヤシの木あたりに青の1号が見えます。
再び笠戸大橋を渡り
本州側に戻り、少し走ると周南市に入ります。
市内のこんな桜並木の通りを抜けていくと
到着です。
井戸です。
ここで水を補給し
・・・
ではありません。
この場所こそが、
日露戦争において満州軍総参謀長を勤め、のちに軍神と言われた児玉源太郎生誕の地です。
昔、就職面接で
尊敬する人は?(←今はNGのようですが)
という問いには
児玉源太郎
と答えてました。
もしこの人がここで生を受けていなかったら、もしかして日露戦争の結果は違ったものになっていたかもしれません。
となると、それから先の日本の歴史も大きく変わっていただろうし・・・
まあそんなことを考えてもきりがないのですが。
建物は徳山空襲で焼失し、この井戸だけが残って今は小さな公園になっています。
ここから歩いて5分ほどのところには、児玉家の旧宅跡に江ノ島児玉神社の神殿を移築して創祀された児玉神社があります。
雨の中さらに西に進みます。
前方に見える山が中腹から真っ白になってます。
「山口中部は冬タイヤを装着せよ」の電光掲示板が出てます。
やはり今は海岸線を走るのが正解のようです。
そして、防府市に入ります。
なになに?
お会いできて幸せます
・・・
って日本語になってないでしょ、防府市よ。
・・・
調べてみると「幸せます」は、幸いです、うれしいです、の山口の方言でこれを防府市がブランドにしているようです。
そして、脇道に逸れ、古い町並みを抜けると
防府市の富海海水浴場に到着です。
タマゴが無くなったので傘をさして、買い物がてら付近を散歩です。
昔の家がたくさん残っています。
小さなスーパーで買い物をし
帰りに脇道に入るとこんなものが。
幕末に伊藤俊輔(博文)、井上聞多(馨)が英国留学に行っていた時に4か国連合の馬関攻撃があり、急遽帰国した時に密かに上陸したのがこの地らしいです。
さすがは歴史の街・山口です。深いです。
ブログを書き終わり外に出てみると、いつの間にか雨が上がり、西の空がほんの少し明るくなってきました。
こんな風景を眺めるのも
・・・
幸せます。
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何の因果か、九州、山口はこの冬一番の冷え込みです。
山口にも温泉は多いので、ゆっくりと温まっていってください。
もう少しで折り返し地点ですね。今年の花巻の積雪は、殆ど有りません。雪は南の方へ行ってしまったんですかね??のんびりと旅を楽しんでください。