3月末に車検のため舞鶴からフェリーで札幌に戻り、
6月にW杯を観にロシアへ渡り(飛行機です)、
混浴温泉の旅を中断していましたが,
再開です。
- 細い青線:2017年8月-10月(北海道)
- 太い赤線:2017年11月-3月(本州)
- 太い青線:2018年7月-
むーちんの火起こし講座です。
みなさんは炭に火を付けるときどうしてますか。
油臭い着火剤なんか使ってるわけじゃ。
僕の場合準備するのはこれ。
- 新聞紙1/2or1/4枚
- 小枝少々(ない時は割り箸2膳)
- ライター
新聞紙を2枚か3枚に破って雑巾のようにぎゅっと絞って(←重要)火を付けます。
すかさず、小枝(割り箸)を乗せます。
小枝が燃えるのを待ちます。
焦らなくても大丈夫です。
その上に小さな炭からそっとやさしく乗せていきます。
そして、上からフーフー吹いてやれば炭化した小枝から炭に燃え移ります。
以上です。
数分で終わります。
簡単ですね。
成功率はほぼ100パーセントです。
久々の外での炭火焼きです。
標高が高いので暑くもなく、寒くもなくちょうどいい気温です。
とても質素なメニューですが
人間こんなもので幸せになれます。
ダム湖畔の夜は静かに更けていきます。
朝です。
夜中に雨が落ちてきたので、ブルーシートを降ろしました。
幻想的な風景です。
ん?
何か変です。
昨日とあたりの感じが違います
・・・
なんでしょうか。
そうだ。
静か過ぎるのです。
ふと前の川を見ると
・・・
え?
・・・
水がない!
昨日はかなりの勢いで、あの草の遥か上まで満々と水が流れていたのに。
そうです、水音が聞こえなかったのです。
そして、6時5分頃、サイレンが鳴って
今から30分以内に発電放流します・・・
のアナウンスが。
そして、6時55分に再びサイレンとアナウンスです。
只今より発電放流しますので川には近づかないでください・・・
そーか、初めて見るぞ。
青の3号にまたがり
・・・
青の3号と名付けました
・・・
あの巨大なダムの方へ走って行きます。
あの上の方から水が噴き出してくるぞ!
↑こんな感じで噴出してくるのかと
・・・
と思ってしまったのですが、
そんな訳はありません。
それじゃ発電できません。
出てきました。
急いで青の3号に乗って青の2号に戻り川を見ると
・・・
おお、
白い水煙を上げながら
やってきました。
まるでアマゾンの大逆流のようです。
スゴイスゴイ。
いいものを見てしまいました。
今にも降り出しそうな空の下、東へ向かいます。
↑徒歩になってますね、すいません。
お、今「清水」の文字が
・・・
そういえば、ちょうど飲料水が無くなる頃です。
名水茶たての清水で飲料水を補給し、
更に山の中に入っていきます。
ガスです。
視界がほとんどききません。
そして、やがてこんな森の中に入り
青の2号を行き止まりのスペースに停め、
この橋を渡ると
到着です。
露天番付の東の大関にもランクされ、7つの宿で構成される乳頭温泉郷の中の一つ、孫六温泉です。
(注)露天番付では「乳頭黒湯」となってます。
受付で料金を払うと、
不愛想なオジサンが、一言
あそこ
・・・
まずは、唐子の湯です。
ここは、男女別の内湯になっています。
でも、雰囲気あるでしょ。
そして、この石の湯が
混浴になっているのですよ、バタやん。
バタっとドアを開けると
こ、これは似てるぞ。
一瞬でそう思いました。
そう、あの世界遺産に登録されている和歌山の湯の峰温泉つぼ湯です。
ね、なんか雰囲気似てるでしょ。
そして、入ってきた方を見ると
・・・
右が女性の入口になっているのですが、この写真を撮った瞬間にあの窓のところに
・・・
人影が。
あ、盗撮と思われたんじゃ
・・・
と、思ったのですが、
ここは男性用ですか
と。
いえ、混浴だと思いますよ
と、僕。
だから安心して入ってきていいですよ
と言う間もなく
・・・
消えていってしまいました。
後で唐子の湯に入ったら、隣に入ってました。
ぐすん。
仕方ないんで
一人湯です。
でも、ぬるいぞ。
そして、ここから外に出ると、
石の湯露天その1です。
ちゃぽん。
ふー、いい一人湯ですぜ。
ここは湯加減もちょうどいいですね。
そして、その隣に
石の湯露天その2があります。
ふー、ここもいい孤独湯です。
いい風情じゃないですか。
でも、ちょっとやかましいぞ。
下を覗くと
工事やってました。
オジサンがヘルメットかぶってうろうろ。
この孫六温泉は乳頭温泉郷の中でも一番奥にあって、たぶん普段は非常に静かなんでしょうけど、工事が終わるまではちょっと落ち着かないかもしれません。
さて次は、今回の乳頭温泉の混浴旅のハイライトに入ります。
つづく。
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