3月末に車検のため舞鶴からフェリーで札幌に戻り、
6月にW杯を観にロシアへ渡り（飛行機です）、
混浴温泉の旅を中断していましたが,
再開です。
- 細い青線：2017年8月-10月（北海道）
- 太い赤線：2017年11月-3月（本州）
- 太い青線：2018年7月ー
宮城県蔵王町まで来ています。
（注）実際の行動とブログは時間差があります。
ここで、しばしばこのブログに登場するハキーム局長について少しだけ語っておきたいと思います。
＊前に書いたことあったかも・・・
これを知っているのと知らないのでは、この壮大な物語を・・・読むに当たり大きなギャップができてしまうのです。
何度か書いたようにお互い営業畑を歩んできたこともあり、僕と彼とはけっこう長い間、上司-部下の関係でした。
もし、そのような関係でなかったなら、もしかして今頃はまだせっせと会社に行っていたのかも知れないのです。
そうです。
何を隠そう、僕が会社を去った要因の一つがハキーム局長なのです
・・・
あれは、彼が大阪支社長で、僕が大阪を管轄する本社の営業局長だった頃の話です。
彼の日本名は
・・・
ササキ
と言います。
つまり、
ササキ支社長
です。
そして、恐ろしいことに
・・・
社長も
ササキ
だったのです。
つまり
ササキ社長
です。
ササキ社長とササキ支社長
・・・
非情に似てます。
たった一字違いです。
陣内智則と陣内孝則のようなもんです。
あるいは、森昌子と昌子源のようなもんです。
なんか想像ついてきたでしょ、この先の展開がなにげに。ぶるぶる。
僕の携帯電話（まだガラケーの頃です）の登録名は当然のごとく、そのまま登録されていたのです。
順番は
ササキ支社長
ササキ社長
・・・
となっていたはず。
大阪支社の売り上げはササキ支社長が就任するや否や、毎月前年150～200％と驚異的な伸びとなり、
よしよし、エライぞ
状態だったわけですが
・・・
それがいったい何だったのか忘れてしまいましたが、ちょっとササキ支社長に
むっ
とすることがありまして
・・・
携帯電話を握るとアドレス帳をスクロールさせ、ササキ支社長の名前のところを・・・
ピッ
と押し
・・・
電話に出るや否やいきなり怒気を含んだ声で
・・・
オマエよう！
と言ったのです
・・・
もうおわかりですね。
サラリーマンとしてはこの時点で既に死んでます。
・・・
1.52秒くらいの沈黙があった後
・・・
エラソーな声で
誰にかけてんだぁ
・・・
と。
一瞬のうちに
ヤバ
と、状況を理解してしまったワタクシはいきなり
ブチッ
っと通話を切ったのです。
そして、安堵したのです。
あー、名乗んなくて良かった。
ふー
↑安堵のため息
ーーーーーーーーーーーーーーーー
それが原因で、あれほど良好だった社長との間にぎくしゃく感のようなものが
・・・
あの蜜月関係が続いてたら会社にいたかも知んないのに。
ね、だから会社を辞めてこんな旅に出てるのも、原因はササキ支社長こと、ハキーム局長にあるのです。
さて、そろそろ夕食の準備でもするか
と今日も定番の焼き物となってしまったジャガイモをスライスしようと手を伸ばして包丁を取ろうとした時です。
ぽよよん、ぽよよん
と
・・・
LINE電話が鳴ったのです。
↑どんな音でしたっけ
ハキーム局長からです。
彼は夏休み（←たぶん20日間くらい取ってるはず）を取り、家族でハイエースのキャンピングカーで東北を旅行中なのです。
今どこですか
と、局長。
蔵王の麓だけど
と、僕。
えー、同じじゃないですか
・・・
でも確認すると、蔵王山を挟み山形県側（ハキーム局長）と宮城県側（僕）で全く逆側にいたのです。
彼は西蔵王のキャンプ場で米沢牛でBBQをしようとしたらしいのですが、駐車場からBBQができるサイトまで遠く、熊注意の看板があちこちにあるし、しかも誰もいないということで、乳飲み子もいるし（←3人目はもう大きいかも）僕がいるところでBBQはできないかと探りを入れてきたのです。
しかし、あいにくここでは出来そうもありません。
そこで、さっき寄った遠刈田公園と、あのパラダイス・舟形のアユパークを紹介したのですが
・・・
どうしたんでしょうか。
それから何も言ってこなかったのですが
・・・
翌朝8時頃LINEが届きました。
アユパークからです。
向こうに見える炊事場が僕が数日前に歯を磨いていたところです。
既にビールからハイボールに移りご機嫌でした。
幸せなオトコです。
＜追記＞
他にキャンプの楽しい写真とかを送ってくれといったら、送ってきました。
まだよく日本語を理解していないのかもしれません。
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