この物語は、札幌在住のサラリーマンが60歳で会社を辞め、トラックの荷台に小屋を建て、脳梗塞や痛風やヒグマに行く手を阻まれながらも、世界のどこかで吹いているという伝説の「青の風」を探し求めて未知なる旅を続ける壮大なファンタジー・アドベンチャーブログである。
<ニッポンを描く6>日本一恥ずかしい温泉・万願寺温泉川湯~熊本県
- 〈第1章〉退職へ。人生第3のステージへの幕開け(2017年4月〜6月)第一話はこちら。
- 〈第2章〉日本一周混浴温泉の旅(2017年8月~2018年9月)第一話はこちら。
- 〈第3章〉日本一周海岸線の旅(2018年9月~2019年5月)第一話はこちら。
- <番外編>2018ロシアW杯観戦の旅(2018年6月)第一話はこちら。
- 〈第4章〉真冬の北海道厳寒の旅(2020年1~2月)第一話はこちら。
- 〈第5章〉夏の北海道ソロキャンプの旅(2020年6月~9月)第一話はこちら。
- 〈第6章〉日本全国島巡りの旅〈2021年3月~8月〉第一話はこちら。
※登場人物紹介
※これが青の3号だ(冬仕様)
詳しくはこちらまで。
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最近不安で不安で夜も眠れません。
雪がこのままずっと解けずに、
・・・
万年雪になるんじゃないかと
・・・
求む男子。
至難の旅。
僅かな報酬…
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先週、100年以上前に南極の海に沈んだ探検隊の船「エンデュアランス号」が発見されたというニュースが出ていました。
昔、井上靖の「おろしや国酔夢譚」を読んだのをきっかけに「漂流話」に凝っていた時期があって、いろいろな漂流本を読み漁っていたのですが、
その中で特に面白かったのがこの「エンデュアランス号漂流」なのです。
1915年にシャクルトン以下28人の隊員がエンデュアランス号に乗って南極大陸横断の冒険に出たのですが、途中で船が氷に閉ざされて動けなくなり、船を捨てて氷点下の世界で漂流を始めるのですが、その史上最悪の漂流はなんと17か月にも及ぶのです。
果たして彼らは無事生還できるのか
・・・
あまりの素晴らしさに感動してしまい、読み終わってしばらくの間茫然としてしまったのですが、
冒頭に少しだけ書いたのは、シャクルトンが隊員募集をした時のコピーです。
求む男子。
至難の旅。
僅かな報酬。
極寒。
暗黒の長い日々。
絶えざる危険。
生還の保証無し。
成功の暁には名誉と賞賛を得る。
これをロンドンの新聞の求人広告に出したのです。
恐ろしくきつい仕事だけど手取り数万円です
と言ってるような求人にどのくらいの応募があったんでしょうか。
なんと5000人以上もの志願者が殺到したのだそうです。
この名コピーに冒険心を掻き立てられたのでしょう。
別に冒険心とか男のロマンなんて無くても人生いくらでも楽しく生きていけます。
でも、
自分もこんな冒険心をくすぐられる言葉に心を動かされる人間でありたい
そんなことを考えた若き日のワタクシでした。
そして、あれから長い年月が流れ、すっかり老いぼれた老人になってしまったワタクシですが、今でもこう思うのです。
いつまでも熱い男のロマンを胸に秘めた老人でありたい、
と。
今日は3月14日。
ちょうど一年前の明日3月15日に「全国島巡りの旅」に旅立ちました。
さすライダーさんやaomori.nさんから
さっさと旅に出な
と急かされてますが
・・・
出ようと思っても出られないのですよ。
車検を今日から出すことができるのですが、ちょっと車をいじらなければならないのです。
でも、その材料があの小屋の中に入っているのですよ。
・・・
いつになったらあの小屋までたどり着くことができるんでしょうか。
エンデュアランス号の乗務員たちのような熱い情熱をもって
・・・
手前から穴を掘って行けば半日くらいで辿り着けるのではないかと思うのですが
・・・
まあそのうち解けるでしょ。
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View Comments (3)
青の風の中でロマン溢れる日々、素晴らしいです。北国の一日も早い雪解けをお祈りします。
さて、昨日 師匠の故郷 西伊豆の峠道を友人とツーリングに。若者にはお先にどうぞと道を譲りながら、あと何年乗れるやら.... ? 箱根山はバイクを駈って山菜採りのシーズン突入です。夏本番を迎える頃にはようやく会社から解放される目処がたち、遅まきながら小生もロマンを求めて ... エネルギー充填240%(もう爆発寸前 安全装置解除) フライホイール接続 点火 ガソリンエンジン始動 車旅 は っ し ん !! の予定です。
北海道はまだまだ雪が残っているのですね
関西は暖かい日が増えてきました
冬場は殆どどこにも行かなかったので、この季節を待ちに待っていました
また何処かでお会いするかもしれませんね
思えば
このブログもまる5年ですか
月日が経つのははやいですね
いつもブログを楽しみながら会社に行っていました
無理なさらず
楽しいキャンピングカーライフを過ごしていただければと
思います
むーちん師匠
まだ雪は溶けませんか?
昨年はもう出発してた頃ですね。
出発を楽しみしてます。
それにしても、むーちん師匠で良かったです。
プーちん師匠だったら大変です。
虚しすぎて早く終わってほしい。
もうすぐ