ポーランド戦の地ヴォルゴグラードへ着けるのか

車検のため、舞鶴からフェリーで札幌に戻ってきています。

6月22日からワールドカップ観戦でロシアに来ています。

 

モスクワ発ヴォルゴグラード行の飛行機が夜の7時30分。

まだ12時間以上あります。

どうやって過ごしましょうか。

そうだ。日本一周混浴の旅は中断してますが、ロシア版混浴・・・ではありませんが風呂の旅として

・・・

バーニャ

に行くことにします。

そうです、ロシアサウナです。

 

ボリショイ劇場の前を通り、

こんな素敵な感じの雰囲気のいいオープンカフェの前を通り

・・・

モスクワはきれいな街です。

ワールドカップのブースもありました。

↑右端が日本のイメージブースのようです。

そして、ロシアンサウナの聖地と言われている1808年創立の「サンドゥヌイ」へ到着。

↑ここで着替えて浴室に入る

・・・

しかし、施設、サービスともイメージしていたものとは違い

・・・

日本のスーパー銭湯の素晴らしさを痛感です。




その後、あのいい雰囲気のオープンカフェで、行きゆく各国のサポーターを眺めながらビールを飲み

再び赤の広場へ向かいます。

広場入口は観光客と各国サポで大賑わいです。

赤の広場はワールドカップ一色になってました。

各国のサポです。

デンマーク。

フランス。

ブラジル。

コロンビア。

 

凄かったのが、この後決勝トーナメントを賭けてフランスと戦うデンマークサポでした。

赤の広場の一角を占領して、飲めや歌えやの大騒ぎです。

いやー、ワールドカップは楽しいぜ。



そして、ポーランドとの決戦の地・ヴォルゴグラード行のエアに乗るべくブヌーコボ空港に向かいます。

ここまでは飛行機の乗り継ぎでさんざんな目に会ってきましたので、

ようやく順調にヴォルゴグラードへと着けそうですね

と、ポール

・・・

うーむ。

ちなみに、エカテリンブルクへ向かう飛行機に3人の若い日本人が乗っていたのですが、

何故こんな試合開始ギリの飛行機に乗ってるのか聞いてみると

・・・

モスクワへの乗り継ぎの時に日本的感覚で搭乗手続きをしようとしたら、既に終了して乗れなかったらしいのです。

そうなんですよ。

日本では20分ぐらい前から搭乗手続きが始まるのですが、こちらでは30分くらい前に終了してしまうのです。

気を付けなくてはいけません。

 

さて、搭乗時間も近づき

・・・

続々と客が機内へ入っていきます。

締め切りは出発の25分前の7:05。

僕たちも搭乗手続きに入らねばなりません。

しかし

・・・

ポールがどこにもいないのです。

近くを探してみましたが見当たりません。

まあ、そのうち現れるだろう

と思っていたのですが、一向に姿をみせません。

そして、7時です。

あと5分。

一応キャサリンと僕は搭乗手続きを済ませ、カウンターから中に入っていました。

まだ来ません。

これはさすがにヤバイです。

ヴォルゴグラードの宿の手配はすべてポールがやってます。

僕たちはどこに泊まるのかもまったくわかりません。

このまま安寿と厨子王のように離れ離れになると路頭に迷うことになります。

これはまずいぞ。

もう間に合わなそうです。

こりゃダメだな、ポールを見捨てて僕たちだけでも先に行くしかないな

と諦めかけた時、安西先生の顔が

・・・

諦めたらそこで試合終了です

諦めの早い僕ですが、最後の手段に出ました。

大きく息を吸い

・・・

渾身の声を振り絞り

・・・

ポール!

ポール!

ポール!

と大声で叫んだのです。

さすがに3回目の後は近くの地上スタッフに怒られましたが。

僕の声はブヌーコボ空港内にコダマするように響き渡ったのです。

すると

・・・

ポールの姿が

・・・

向こうに見えたのです。

間一髪間に合いました。

ポールは7:05という表示を搭乗開始時間と勘違いし、余裕をかましてフランスVSデンマーク戦をビールを飲みながらテレビで観て、終わったあとにトイレに入り用を足そうとしたら

・・・

どこかで誰かが自分の名前を呼んでいることに気づき

・・・

出てきた。

というわけなのです。

安西先生はやはり偉大でした。

ふードキドキさせるぜ。

 

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