車検のため、舞鶴からフェリーで札幌に戻ってきています。
6月22日からワールドカップ観戦でロシアに来ています。
明日のポーランド戦に備え、遅くまで寝ていようと思ったのですが
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じーさんの習性で朝4時に目が覚めてしまいました。3時間くらいしか寝ていません。
午前中は、市内で行われるファンフェスタの会場の下見と
↑ファンフェスタの会場
お土産を買いにショッピングセンターへ。
最初はバスの乗り方がわからず、暑い中をウロウロしてしてしまったのですが
↑バス停がどこなのかわからない
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ちなみに東京の真夏のような暑さです（昨日の最高気温は３６℃）
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慣れてしまえば、ファンIDのおかげで市内のバスや路面電車がすべて無料ということもあり、スイスイと移動できるようになりました。
ショッピングセンターはかなり充実しています。
日本のスーパーとほとんど変わりません。
価格も、タマゴが１ケース
４５ルーブル（７５円）。
日本の物価の７－８割といった感じでしょうか。
ちなみに酒売り場は
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封鎖されてます。
文字がわからないのですが、ワールドカップの開催と何か関係があるのではないかと。
ちなみにマンション１Fのスーパーでは買えますが、夜の１０時以降は売ってくれません。
酔っ払いの国のロシアでさえこれほどの規制をしているのをみると、日本がいかにアルコールに対して甘い国なのかがよくわかります。
↑マトリーショカを買うポールとキャサリン
マトリーショカは世界３大土産に入ってるよーな気が。
午後５時からは韓国vsドイツ、メヒコvsスウェーデンのゲームを観にファンフェスタ会場に向かいます。
僕は花魁の正装、ポールは歌舞伎のメイクをして出発です。
気になるのは暑さ。
このカツラが
暑さに耐えられるのか
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夕方ということもあり、若干気温は下がっていますが
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暑いぞ。
こんな中走り回る選手はたいへんです。
明日のゲームは暑さが勝敗の行方を左右することになるかもしれません。
ファンフェスタ会場はやはり厳重な警備体制です。
軍隊のようなスタッフが寄ってたかって荷物の隅々まで調べて、飲食物はすべて有無をいわず取り上げられて、この大きなゴミ箱の中に
捨てられるのです。
セネガル戦の会場ではあまりのしつこさにさすがに腹が立ってしまいました。
だからたいていの人は見つかる前に、自らこのゴミ箱のなかに捨ててからチェックを受けます。
あまりに暑いのでマンションからミネラルウォーターを２本持ってきたのですが
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まずダメでしょう。
でも、ポールが
一か八かバックの中に隠していきますよ
と言って２本をバッグの中に入れたのですが
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まあ無駄な抵抗でしょう。
ところが
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なんと奇跡が起きたのです。
もしかして、
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ポールが今回のワールドカップで会場内にペットボトルを持ち込めた初めての男になったのではないかと。
それも堂々と。
まずは僕が入場していきます。
荷物をベルトコンベアに乗せ、レントゲンを通し、荷物をすべて出さされ
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なにもやましいものは入っていないのでOKです。
前の外人はパソコンをしつこく調べられています。
そして、キャサリンは
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スマホの中身まで調べられているようです。
そして
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ミネラルを２本隠し持っているポールです。
なにやら揉めてます。なかなか終わりそうもありません。
そして二人のチェックが終わるのを待っていると
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軍隊スタッフのボスと思われるいかつい男が僕の前に突如現れたのです。
そして、何か言い出したのです。
な、何か文句あんのか
・・・
な、なに？
フォト、フォト
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どうやら一緒に写真を撮ってほしいらしいのです
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仕事中じゃないんかい！
まあ断る理由もないので、快くOKです。
隊長は部下に自分のスマホを渡し
ハイ、チーズ
パシャ。
そして撮り終わると、
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取り調べを受けているポールの方に歩いて行ったのです。
するとやがてポールが解放され
・・・
こう言ったのです。
スゴイですよ。隊長がペットボトルのラベルをビリっと剥がして
OK
と言ってボトルを返してくれたんですよ。
と
・・・
ワールドカップには様々なスポンサーがついており、たとえば飲料ではコカ・コーラ社がオフィシャルスポンサーになっています。
したがって、コカ以外の飲料をワールドカップのイベント会場には持ち込めないようにしているのです。テレビカメラにペプシなんかが映ったらたいへんな騒ぎになります。
そこで、たぶん僕と写真を撮ってもらったお礼にラベルを剥がして返してくれたのだと思うのですが
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粋な隊長です。
そして
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花魁恐るべし。
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