日本一周海岸線の旅。スタートです。

2017年6月末に60歳で定年退職し、自作キャンピングカー青の1号(後2号)で日本一周混浴温泉の旅に出ました。

<日本一周混浴温泉の旅ルート>

  • 細い青線:2017年8月-10月(北海道)
  • 太い赤線:2017年11月-3月(本州~四国・九州)
  • 太い青線:2018年7月-9月(東北・中部)

混浴温泉の旅は、2018年9月5日未明に発生した北海道胆振東部地震を機に一旦終了し、新たな旅に出ることにしました。

テーマは

日本一周海岸線の旅

です。




近くのスーパーで買い物を済ませ、午前10時55分に出発です。

さて、問題は

・・・

家の前の道路を、

左へ行くか、右に行くか。

直前まで決めかねていたのです。

左に行くと小樽方面に行き、そのまま函館から本州を目指すルートになりますが、

右に行くとすぐ石狩街道に出て北へ行くルートを取ることになります。

選択したのは

・・・

右。

北へ向かいます。

 

海岸線沿いを日本一周するにあたり、どんなルートで周るのか。

まずは、時計回りなのか、その逆回りなのか

・・・

これは、時計回りでしょう。

日本では車は左車線を走るので、海を左側に見ながら走ったほうが、海側に駐停車する場合に停めやすいのですね。

そして、コースですが

北へ行くのか、それとも南か。

つまりもう既にほとんど周ってしまっている北海道をまた再び周るのか、それともスルーしてしまうのか。

直前まで迷ってました。

できれば、エイヤっといきなり津軽海峡を渡って本州へ行ってしまおうと思っていたのですが、

日本一周

と謳っているからには、やはり北海道は外せないのではないかと。

それに、北海道胆振東部地震で観光客のキャンセルが相次いでいる北海道です。

一人でも多くの方に北海道に訪れていただけるよう北海道の元気な姿を発信すべきではないか。

ということで

・・・

北へ向かうことにしたのです。

 

さらに、重要なことがもう一つ。

混浴旅では、なにげなくスタートし、なにげなく終わってしまいました。

ゴ~ル!涙。

というような感動のシーンがありませんでした。

今回は、その辺のところをハッキリ決着をつけられるような形にした方がいいのではないかと。




自宅を出て石狩街道を左折し、真っすぐ北に向かって走ります。

雲がやや多めの天気ですが、心地よい風が吹き抜けていきます。

秋の風です。

そして、石狩市と稚内市を結ぶ通称日本海オロロンラインに入ります。

ここを真っすぐずーと北上して行くと、

やがて稚内に着くのですが

・・・

出光GSのところを左折します。

親船の集落を過ぎ、

さらに北に走ると

視界が開けてきました。

1892年(明治25年)に建てられた

石狩灯台です。

当初は白黒2色だったのが、その後今の赤白に塗り替えられたわけですが、何故赤白になったのか。

これです。

♪俺(おい)ら岬のー、灯台守はー

・・・

妻は何十年も「おいら岬」という名前の灯台だと思っていたようですが

・・・

そうです。

日本におけるカラー映画の魁となったあの名作「喜びも悲しみも幾歳月」の舞台となった時に、スクリーン映えがするように配色が赤白2色に塗り替えられたのです。

それにしても、100年ちょいまではここが岬の先端だったはずなのですが、おそらく石狩川が運んできた堆積物によって岬は遥か先になってしまいました。

ちなみに、この辺のはまなすの丘公園と石狩灯台は、トリップアドバイザーの石狩市の人気ランキングの1位と2位になっています。

札幌にお越しの際は、是非訪れてみてはいかがでしょうか。



しかし、石狩灯台を観にわざわざここまで来たわけではありません。

ポイントはこのすぐ先の

この場所です。

そうです。

記憶の良い方は覚えていると思いますが、

1年2カ月ちょい前の夕刻、あの辺に↑

・・・

鶴瓶が座っていたのです。

座ってた流木はもうないけど。

そして、青の1号に招待したのです。

それがまさにこの場所なのです。

そして、この目の前のビーチは、30年前に職場の若人たちと昼から飲んで騒いだ思い出の場所なのです。

この方たちは今どこで何をやっているのでしょうか

・・・

左端の半分しか映っていない方は関西方面で介護の仕事をしているというウワサを耳にしましたが

・・・




この思い出の場所に何故日本一周のスタートの、今この時に来たのか。

それは、ここを日本一周海岸線の旅の

スタート&ゴール

にしようと思ったからです。

もうすぐここを赤の➡の方に

石狩灯台を左に見ながら

スタートして北へ向かい

・・・

ぐるっと日本を一周して、

おそらく来年雪が解け、春の日差しがふり注ぐ頃に、

こんな風景の中を向こうからやってきて、

ゴ~ル!涙。

にしようと思うのです。

ね、なんだか感動的なシーンになりそうでしょ。

無事戻って来れれば。

 

ということで、

・・・

日本一周海岸線の旅、

ここからスタートです。

 

<追記>

みなさま、コメントありがとうございます。

たんたさん、ありがとうございます。心強いです。

カオスさん、見かけたら今度は声を掛けて下さい。

Nさん、わかります。僕もそれを考えてました。それはいずれ書きます。

レガシィさん、横須賀さん、ウクレレおやじさん、サンバーTさん、ポールさん、いつもコメントありがとうございます。とても励まされます。

チョッサーさん、砂嵐の母さんもありがとうございました。

では、行ってまいります。

 

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↑いつもありがとうございます。




8件のコメント

  1. いよいよ第二弾「海岸線の旅」スタートですね。
    毎日blog楽しみにしています。
    お気をつけて。。

  2. はじめまして。
    ブログをいつもん拝見させて頂いてます。
    【日本一周海岸線の旅】行ってらっしゃい!

  3. やったね、日本海岸線一周の旅。仕事帰りの一杯を一人寂しく部屋呑みで、カンチューハイでクリック ポン。楽しませていただきまーす。 宮城県通過の際は又おじゃまいたします。レガシーさん ご一緒いかがですか?

  4. ゴールの暁には釣瓶師匠に来てもらわなければですね(笑)

  5. 日本一周が再開されて良かったです。瀬戸内海に来られたら又お邪魔します。
    毎日プログを読ませてもらいます。

  6. さあ行ってらっしゃい感動のゴール目指して!
    大沼の側で待ってます。
    実は昨日20日も昼飲み宴会してました。
    いつでも声をかけてくださいね。

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