秋の北海道車中泊旅<24日目>士別でバイク愛たっぷりのおとうさんなのだ

この物語は、札幌在住のサラリーマンが60歳で会社を辞め、トラックの荷台に小屋を建て、脳梗塞や痛風やヒグマに行く手を阻まれながらも、世界のどこかで吹いているという伝説の「青の風」を探し求めて未知なる旅を続ける壮大なファンタジー・アドベンチャーブログである。

<にっぽんを描く17>いまそこにある危機~道東
  • 〈第1章〉退職へ。人生第3のステージへの幕開け(2017年4月〜6月)第一話はこちら
  • 〈第2章〉日本一周混浴温泉の旅(2017年8月~2018年9月)第一話はこちら
  • 〈第3章〉日本一周海岸線の旅(2018年9月~2019年5月)第一話はこちら
  • <番外編>2018ロシアW杯観戦の旅(2018年6月)第一話はこちら
  • 〈第4章〉真冬の北海道厳寒の旅(2020年1~2月)第一話はこちら
  • 〈第5章〉夏の北海道ソロキャンプの旅(2020年6月~9月)第一話はこちら
  • 〈第6章〉日本全国島巡りの旅〈2021年3月~8月〉第一話はこちら
  • 〈第7章〉にっぽんを描く旅〈2022年5月~〉第一話はこちら

※登場人物紹介

  1. 現役時代関係の人々
  2. 旅先で出会った人々前編後編
  3. ススキノ&僕の周辺の人々

※これが青の3号だ(冬仕様)

詳しくはこちらまで。

※当ブログはリンクフリーです。

(注)実際の行動とはタイムラグがあります。

*「VIRTUAL 青のギャラリーpart1」はこちら

 

 

名寄の健康の森まで来ています。

 

朝です。

寒いダス。

ブログを書き終わるとさらに下がってます。

やはり、島崎藤村の頃が一番寒いのですよ

・・・

カナダの方から日が昇ります。

梯子に登り

・・・

いつか落ちそうな気がする

・・・

ソーラーパネルを立てます。

どーだ。

立ててない方は

立てた方は、

よしよし。

 

朝食を食べて

出発します。

 

雨上がりの青空は気持ちいいもんです。

 

モダが見えてきました。

給油が終わると

♪たらったらったらーん

というBGMと共にスロットが回り始めます。

前回の稚内では、100年に一度出るか出ないかと世間で囁かれている…1等賞が出て6円引きになったのですが今回はどうでしょうか

・・・

どーだ!

どひゃあああ

100年に一度が2回連続です。

ということは、

100年×100年=

・・・

10,000年に一度の確率です。

1万年前というと石器時代が始まった頃か…

↑wikipediaより

うーむ

・・・

ヒトの幸せの数は同じだと言われてるのに

・・・

こんなところで運を使ってどーする。

↑今回はなぜか5円引きです。

 

 

国道40号線を南下していきます。

そして川沿いの道を走っていくと、

士別市のつくも水郷公園キャンプ場に到着です。

むむむ。

向こう側に本州ナンバーの怪しい車が2台停まってます。

特に奥の車は

・・・

すごし。

崩壊しつつあります。

 

きれいな公園です。

しっかりとした炊事場と

きれいなトイレ。

でも、駐車場が木に囲まれていて太陽の光が届かないのです。

すぐ向こう側の河川敷の方に行ってみると、

おお、いいではないですか。

ソーラーパネルを立てます。

今日は日が傾くまでここで絵でも描きながらのんびり、まったりしようと思います。

 

トラックがやってきて荷台の機材やテントを乾かしてます。

話をすると、

米などの農作物を農家から買い付けて小売店に卸しているのだそうです。

士別はいい街ですよ。旭川よりごみごみしてなくて

と。

本州のヒトからすると、

そんな寒いところによく住むな

と思われるヒトもいるかと思いますが、

やはり住めば都なのです。

僕も旭川に住んでいた時には、

サンロク街(←旭川のススキノみたいなとこ)が日本一いい飲み屋街だと思ってましたから。

 

昼飯を食べ

本格的な冬支度に入ります。

両窓の隙間をシリコンで埋め

後ろの窓の隙間も埋めます。

中から確認すると

・・・

お、おまえは

・・・

長渕!

写真ではよくわからないと思いますが、断熱材と網戸の隙間に挟まれてます。

まったくしょーがねーなあ。

オツネントンボです。

*成虫のまま越冬する数少ないトンボ。

ここで冬眠しようとしているのです。

申し訳ないですが、出して

逃がしてあげました。

もっと安全な場所で冬眠しなさい。

 

 

日が傾いてきたのでキャンプ場の駐車場に戻ります。

向こう側に停めているたぶん手前側の山梨ナンバーのおとうさんが、ギターケースらしきものを抱えてテントサイトの方に歩いていきます。

やがて遠くからかすかにギターの音色が聞こえてきました。

小林旭のようなおとうさんです。

そして、日が暮れる頃

おとうさんが戻ってきました。

ソーラーパネルを畳んでいると

3度くらいお会いしましたよ

と話しかけてきました。

そういえばあの屋根に荷物を積んだ白い車はどこかで見たことがあるような

・・・

じゃん。

山梨から来た渡邊さん(70)です。

一人なのに車とバイクがどうしてあるのか。

バイクはヤマハのドラッグスターというのだそうです。

え、ドラッグストアですか?

と聞きなおすと、ちょっとムッとされてしまいました。

1100㏄のバイクで300㎏あるそうです

なんと、バイクの上に車を乗せて走っているのだそうです

・・・

うっそお。

そんな木下サーカスのようなことができるんでしょうか。

できないでしょう。

できたとしても運転ができません。

逆でした。

バイクを車に乗せて移動しているのだそうです。

どうみてもバイクのほうが大きそうに見えますが、それは遠近法のマジックです。

騙されてはいけません。

でも、どうやってこんなでかいバイクを乗せるんでしょうか。

・・・

この左側の機材を下ろして車に立て掛けて、エンジンを掛けて積むのだそうです。

作業時間は約1時間。

積み込むと左右の隙間は1㎝なのだそうです。

すごし。

もう一度写真を撮らせてください

と言うと、

ちょっと待ってくださいね

と、寅さんのようなバッグを左右に乗せました。

こだわってます。

なぜ寅さんバッグなのか

・・・

それは翌朝、なんとなく判明するのでした。

ぱちり。

この角度が一番かっこいいのだそうです。

すごいバイク愛です。

 

今夜も寂しくひとり酒です。

沁みるねえ。

 

 

<収支報告>

*収入:このブログのCMのアフィリエイト収入です。

みなさまのおかげで前に進むことができます。

ありがとうございました。

残高:7,042円+1,779円=8,821円

支出:3,807円(軽油)

繰越:5,014円

 

⇓一つだけクリックいただくとうれしいです💛

にほんブログ村 旅行ブログ 車中泊の旅へ にほんブログ村 アウトドアブログ キャンピングカーへ にほんブログ村 旅行ブログ 日本一周へ

にほんブログ村 にほんブログ村へ

↑総合順位がわかります。

  ↓こちらもクリックいただくといとうれし💛

 

 


1件のコメント

  1. ご無沙汰してます!
    もーーソロソロ北海道は、極寒の地へと変わるのでは?
    ソロソロ九州に向けて旅立つ時では有りませんか?私達も先週、新規開拓で熊本は人吉市の山の中、走ること1時間の集落の廃校利用した無料キャンプ場へ行ってきました。ギリギリスマホも使えて、トイレ、コインシャワーとビックリする綺麗なキャンプ場で!貸し切り一組でした。嫁がパンイチで走り回ってました(笑)しかし夜の気温は12.3度でした。寒かったてすが、七輪を見つけ、山から枯れ木を集めキャンプファイヤーを初めてしました!。火は良いですね〜。九州の情報集めてますので!また九州へ来てくださいね。5つほどポチりとクリックしました。中村

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です