屈斜路湖でザリガニを食べるのだ

この物語は、札幌在住のサラリーマンが60歳で会社を辞め、トラックの荷台に小屋を建て、脳梗塞や痛風やヒグマや憩室出血に行く手を阻まれながらも、世界のどこかで吹いているという伝説の「青の風」を探し求めて未知なる旅を続ける壮大なファンタジー・アドベンチャーブログである。

<にっぽんを描く21 >国見ヶ丘から高千穂へ続く道~宮崎県高千穂町
  • 〈第1章〉退職へ。人生第3のステージへの幕開け(2017年4月〜6月)第一話はこちら
  • 〈第2章〉日本一周混浴温泉の旅(2017年8月~2018年9月)第一話はこちら
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  • 〈番外編1〉2018ロシアW杯観戦の旅(2018年6月)第一話はこちら
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※登場人物紹介

  1. 現役時代関係の人々
  2. 旅先で出会った人々前編後編
  3. ススキノ&僕の周辺の人々

※これが青の3号だ(冬仕様)

詳しくはこちらまで。 ※実際の行動とはタイムラグがあります。

※当ブログはリンクフリーです。

 

 

和琴半島公共駐車場まで来ています。

 

朝です。

 

窓の外を眺めていると

・・・

お、昨日のカヌーのおとうさんが

風呂に行くようです。

ぷっ。

熱くて入れないのに。

すぐに戻ってきますぜ。

 

隣でSUPの準備をしています。

どうやら競技用のSUPのようです。

でも、ぜったいに触ってはいけません。

書いてあるでしょ。

普通のSUPは3~4万ですがこれは20万くらいするみたいです。

11月に広島で全国大会があってそれを目指してトレーニングをしているのだそうです。

こういう目標があるっていいですよね。

 

朝食を食べます。

 

お、カヌーのおとうさんが戻ってきました。

・・・

やけに遅かったじゃないですか。

もしかして、あの熱い風呂にずっと入っていたのでしょうか。

聞きに行くと、

いやあ、いい湯だったよ。

と。

湖水が入ってこないから熱いと思ってたんですけど。

と言うと、

違うんだよ、怒。

湖水の問題じゃなくてなあ、怒。

温泉の温度と言うのは微妙に変化してるんだよ、怒。

朝だから外気温も低いってこともあるしな。

・・・

くっそお、エラそーに。

いちいち怒らなくてもいーでしょ。

・・・

ん?

なんか似てます。

名古屋オヤジに。

車のナンバーを見ると水戸です。

そういえば、名古屋オヤジも3年前にまさしくこの場所に停めていたのです。

でも、いまいち見た目がピンときません。

ちょっと待っててくださいね

と言い、

青に戻りサングラスを持ってきて

なにも聞かずにこれを掛けて下さい

と僕のサングラスを渡し、

ぱしゃ

おお、名古屋オヤジ!

 

そして、

くっくっく、いやーエロい写真があるんですよ、だんなぁ

と昨日の写真を見せると

・・・

なんだぁ。

オレじゃねーか。

ぎゃはは、だめですよ、公共の場でケツ出しちゃ。

まさかSNSとかに載せるんじゃねーだろーなあ。

いーでしょ、顔写ってないから誰かわかんないすよ。

まあ、それもそーだな。

意外と素直な水戸オヤジなのです。

そして、

ザリガニ要らない?

と。

ザリガニって昔獲ったあれでしょ。なんか食べる気しないなあ。食べるとこなんかあるんですか

と言うと、

じゃん。

えー、こんなにでかいんすか!

オドロキです。

イメージがまったく違いました。

食べてみっか。

食べます、食べます(←ジローさんの飛びます、飛びます風に読んで下さい)。

じゃ待ってろよ。

と言うと湖の方に消えて行ったのです。

 

湖のほとりで待つこと数時間。

大漁だぞー!

という大声と共に戻ってきました。

おお!

すげ。

ただし、これは今日全部獲ったわけではなく、以前獲ったものを網に入れて沈めておいたのだそうです。

そして、オヤコツ地獄まで行って

熱湯で茹でて来てくれたのです。

 

どさり。

でか。

皮をハサミで切って

もぐもぐ

・・・

ずばりエビの味です、当たり前だけど。

うましうまし。

ただ、淡水で味付けがしてないので塩茹でにするとさらにうまいのではないかと思います。

そして、凄いのは大きいのは爪も食べられることです。

まさかザリガニの爪が食べられるとは。

 

もう一人登場したカヌーオヤジと3人で食べ、残りは全部もらってきました。

ありがとうございます。

そしてまた、アメンボウのようにスイスイと行ってしまったのです。

さらば、水戸オヤジよ。

もう二度と会わないと思うけど、

お元気で。

(注)特定外来生物のウチダザリガニは生きたまま保管・運搬することが禁止されています。

 

 

南下します。

弟子屈市街のツルハで飲料水を補給し

さらに南下し

草原の中のこの坂を上りきると

900草原に到着です。

水戸オヤジが、

木陰が無くてあんな暑いとこ誰も行かねーよ

と言ってましたが、

まさかホントに誰もいないとは。

 

気温は

でも窓から高原の涼しい風が吹き込んでくるのです。

 

ブログを書いていると

・・・

なんか暑いぞ。

風が…止んだぁ。

風の谷

・・・

いや、風の丘も風が止むことがあるのです。

誰もいないので全裸で

・・・

じゃばじゃばじゃば

ふいー、気持ちいーですぜ、だんなぁ。

 

いいところじゃないですか。

目の前にはこんな景色が広がっています。

 

テーブルを出して早めの夕食です。

つまみはもちろん、

ザリガニです。

 

夕陽が背後の山に沈んでいき、

一人ぼっちの夜が来そうです。

 

それにしても

・・・

食べきれんぞ。

 

〈追記〉

はて?

「ザリガニとオヤコツ地獄」というフレーズをどっかで聞いたことあるな

と思い、

去年の屈斜路湖の記事のコメントを見てみたら 

・・・

こ、これは、

まさしく、

・・・

水戸オヤジじゃねーか。

 

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1件のコメント

  1. 師匠。。。

    とうとうザリガニ親父の網に捕まりましたねぇ、、、笑

    オトーサン、今年も相変わらずお元気そうで何よりです!

もうデビューしたよ。 へ返信する コメントをキャンセル

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